新年の抱負 ~ていねいに暮らす~

暮らし

あけましておめでとうございます!ちーたらのママです。

早いもので2023年が始まってから半月が経ちました。年末年始でブログもお休みしていましたが、ここから徐々に平常運転に戻っていきたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いします!

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新年の抱負 ~ていねいに暮らす~

2023年が始まり、「今年はどんな年にしよう」とワクワクされている方も多いのではないでしょうか。

私は毎年年初めに手帳の1頁を使い、その年の目標を書くことにしています。

「△月に〇〇の資格取得」など具体的なものから、「質にこだわる」といった抽象的なものまで、粒度はバラバラですが、書くことで気持ちがしゃきんとする感覚が好きで毎年続けています。

そんな今年の抱負は「ていねいに暮らす」

すごく抽象度が高いですが、ここ数年、仕事と育児の両立でジェットコースターのような日々を過ごすなかで、自分らしく生きていくために大切だと考えたキーワードです。

今日はそんな”ていねいに暮らす”ための参考にしている書籍を2つご紹介したいと思います。

書籍1:『今日もていねいに。』松浦弥太郎

1冊目は暮らしの手帳の元編集長で、エッセイストの松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』

暮らしのなかの工夫と発見ノート、とサブタイトルにも書かれているように、日々を大切に生きる秘訣が詰まっています。

そのなかで、私が特に気に入っているのはこの3つの言葉です。

マカロン・コミュニケーション:松浦氏のある日のエピソードが題材になった造語で、照れくささを飲み込んで一歩だけ前に出てコミュニケーションを取ってみようというものです。

一人という贅沢

「それなり」を捨てる

まずは自分を大切にする、そしてそのうえで自分の周りの人とも真摯に向き合う。

忙しい日々の中で、あれもこれもやっているとついおざなりになってしまうけれど、とても大切なことに気付かせてくれる1冊です。

書籍2:『とびっきり居心地のいい 新★シンプル暮らし』金子由紀子

2冊目はシンプルライフを提案する金子由紀子さんの『とびっきり居心地のいい 新★シンプル暮らし』

毎日をハッピーデーに変えるための38個のアイディアが紹介されています。

実は、金子さんの書籍との出会いは学生時代に遡ります。

いつも「お金がない」と色々な節約術を試してみたり、プチプラ品(ほしい物の代用品となりうるような、いわゆる”それなりのもの”)を駆使しているけれど、なんだかすさんだ気持ちになって毎日が楽しくない…そんなときに、出会ったのが金子由紀子さんの『買わない習慣』です(Amazon)。

当時、お金がない=節約する(安いものを買う)という考えしかなかった私にとって、”買わない”という考え方はとても斬新でした。
詳細について興味のある方は、ぜひ実際に本を手に取っていただければと思いますが、この”買わない”という考えも、ていねいな暮らしに通じているんだなと、今改めて思います。

そんな金子さんが書かれている本書で、まず書かれているのが「ていねいに暮らすと、時間が増えていく」ということ。
ていねいな暮らしというと、「時間があれば、ていねいな暮らしができる」と考えてしまいがちですが、そうではなく、ちょっと面倒でも自分が選んだスタイルを日々の暮らしの中に取り入れ、それらを積み重ねていくことで、心のゆとりができる、つまり時間が増えると書かれています。

以前から金子さんの考え方は素敵だなと思っていましたが、改めて「ていねいな暮らし」を考えるなかで、参考になるアイディアがとても多かったので、気になったアイディアは手帳にメモして、いつでも見返せるようにしています。

目の前にある今日という日を大切に

”ていねいに暮らす”というのを今年の抱負にしたわけですが、実はおもちちゃんが産まれてから、4月に復職を考えているということもあって、「あれもやったほうがいいかな」「これもやっておくべきかな」など様々なことに手を出そうとしていました。

しかし、先日一人で近所を散歩していたとき(おもちちゃんはパパとお留守番)、ふと「これでいいのかな?」という思いが巡ってきました。

まだハイハイやお座りができないおもちちゃんとの生活。でもおもちちゃんと1日一緒にいられる復職までの日々を大切にしないで、復職後の生活を大切にできるのか。日々の暮らしの中でおもちちゃんの成長を感じ、とても良い時間を過ごせた、という思いがあってこそ、復職後も頑張れるのではないか?そう思ったのです。

思い返せば、ちーたらのときも半年で復職を決めていたこともあり、復職までの期間はちーたらとの毎日を楽しもう。そう心に決め、日々の暮らしをしてきたからこそ、復職のときも「これだけ一緒に濃密な時間を過ごしたんだから大丈夫!仕事と家庭の両立を頑張ろう!」という気持ちになれたことを思い出しました。

仕事と家庭の両立で忙しい日々を送っていると、ついあれもこれも、となってしまいがちですが、そんなときこそ、目の前にある今日という日、そして目の前にいる子どもやパートナーと向き合うことが、とても大切なのではないでしょうか。

新年がはじまり、そして4月になれば新学期が始まり、共働き子育て世帯のみなさんもますます忙しくなることかと思いますが、日々をていねいに暮らすことで、自分らしさを大切にしたいですね。

それでは、また来週♪

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