ゆとりを持つことの大切さ

ゆとりのある暮らし チーム育児

おはようございます!ちーたらのママです。
毎日仕事と子育ての両立に追われるなか、スケジュールがいっぱいでイライラ…なんて方もいるのではないでしょうか。

自分のやりたいことをしながら、イライラせず充実した毎日を送るために今日はゆとりを持つことの大切さについてお話したいと思います。

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なぜスケジュールをいっぱい入れてしまうのか?

ただでさえ、仕事と子育ての両立で時間がない。少しでも空き時間があれば何か予定を入れよう!

このように考える方は多いのではないでしょうか。

私も以前は、「スケジュールが埋まっている=忙しい、私イケてる!」という思いから、仕事でもカツカツに予定を入れたり、休日もデートがない日は会社の人たちとのゴルフの予定を入れたり…とスケジュールをいっぱいにすることに必死になっていました。

その結果、なんだかいつも何かに追われているというか、次の予定のことばかり考えていて、バタバタしていました。たまに1日何もない日ができても、普段の疲れからか、何もやる気が起こらずゴロゴロ寝て過ごす、なんてことも珍しくありませんでした。

今思い返せば、日々何らかのイベントに追われている=自分とじっくり向き合う時間が取れず、優先順位をつけることができていませんでした。そのせいで、本当にやりたいこと、時間や労力を掛けて取り組むべきことが他にもあったはずなのに、目の前の誘惑やその時の感情に流されてしまっていたのだと思います。

時間の考え方を変えるきっかけ

そんな私が時間に対する考え方を変えたのは、やはり子育てを始めたことが大きかったように思います。
子育てが始まり、「子どもに色んなことをさせたいし、あれもこれもやりたい。」、そう考えそうになりましたが、生後数か月でも子どもには自分の意思があって親の思う通りにはならないし、予定を詰めすぎて、そのとおりにならないことがままあることも身をもって実感したことで、1日1つ何かできたらOKぐらいのゆとりを持って考えることにしました。

例えば、ちーたらが1歳のとき、家族で沖縄旅行に行ったときのこと。
当初はあそこでご飯を食べて、美ら海水族館に行って…など色々考えていましたが、結局ホテルの中でゆっくり過ごしました。結果的に、ご飯を食べる場所だったり、おむつ替えの場所だったりを気にすることなくのんびり過ごすことができ、家族みんながリラックスした時間を過ごせたと思います。
この経験から、今も旅行に行く際は予定を詰め過ぎず、1日少なくとも1か所行けたらOKぐらいの計画を立てることにしています。

一方、仕事においては極力残業はしたくない、でも成果はあげたいとの思いから、復帰後はスケジュールを埋めて、なんでもかんでもやろうとがむしゃらになって取り組んでいました。
でも、予定通りに進まず落ち込み、イライラする毎日。家に帰っても仕事のことが頭から離れず、仕事と家庭の両立に余裕が持てていない時期もありました。

そこで、育児での時間に対するゆとりを仕事でも活用できるのではと考え、仕事にも時間にゆとりを持って計画を立てることにしました。

具体的には、

  • 予定を打ち合わせで埋めない
  • やることに優先順位をつける
  • すべて自分でやらない
  • 意識的に有休(5日連続休暇)をとる

などです。

その結果、現在の職場ではフルタイムで仕事をしながら、残業は月5時間程度におさまり、毎年昇格という成果も出せるようになりました。また心にゆとりがあるおかげで、職場でも家庭でもイライラせず毎日ゆったりとした気持ちで過ごすことができています。まさにいいことづくしです。

マルチタスクの罠と計画錯誤

忙しかった時の自分の状況について、最近audibleを聞いていて、はっとしたことがあったので紹介したいと思います。それは「マルチタスクの罠」と「計画錯誤」です。

マルチタスクの罠とは?

スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は、「人間は実のところ、マルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへと素早く切り替えているだけである」と説明しています。またマルチタスクを行なった人の生産性がなんと40%も減少したという結果もあるそうです。

マルチタスクができる人=いろんなことをテキパキこなせるかっこいい人

なんて思っている時期がありましたが、物理的に無理なのですね。私はマルチタスクができない、と自負しているのでこの文章を読んで納得しました。

計画錯誤とは?

人は、過去に計画どおりに進まずに失敗した経験が繰り返しあったとしても、新たな計画を立てる際に楽観的な予測をする傾向がある、というものです。

これは私にも心当たりがあります(苦笑)学生時代の夏休みの宿題などはあるあるではないでしょうか。特にスケジュールをカツカツに入れているときほど、なぜか根拠もなく「これぐらいでできるだろう」と思ってしまうんですよね。
仕事に優先順位をつけるようになってから、スケジュールにもゆとりを持つようになったので、この状況には陥らずに済んでいますが、計画錯誤という概念を頭に置いておくことは重要であると思います。

まとめ

今日はゆとりを持つことの大切さについてお話しました。時間がない、忙しいと思っている方はまずはご自身の今の時間の使い方を洗い出すところから始めてはいかがでしょうか。

そのうえで、「自分にとって何が大切なのか?」、「毎日どのように過ごしたいのか?」など自分の中での優先順位を考えると、時間の使い方に関する自分なりの気づきが得られるかもしれません。

それでは、また来週♪

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