おはようございます!ちーたらのママです。
新学期が始まり、2か月余りが経ちましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日のパパのブログでも少し触れましたが、実はこの春に転職し、大手メーカーの人事職としてフルタイムで働いています。
またどこかでワーママの転職活動についてもお話できればと思いますが、今日は4月に仕事が始まるまでの産休・育休の時間の使い方についてお話したいと思います。
【自己紹介】
弁護士のパパ(34歳)・キャリアコンサルタント(メーカー勤務)のママ(34歳)・長男(4歳)(愛称:ちーたら)・長女(0歳)(愛称:おもちちゃん)の4人家族。
家族みんなの幸せ向上のため、チーム育児を実践中!同じ悩みを抱える共働き子育て家庭の皆さんが幸せになれるように、チーム育児や子育ての役に立つ情報を発信しています。
復職後のプランについて考える
産休・育休の過ごし方を考えるにあたって、まず考えたのが復職後のプランです。
まずこれを考えた理由は、ちーたら出産後の復職の際、復職後のプランがなかったために、産休・育休をのんびり過ごしすぎてしまったなという反省と、復職後スキルのキャッチアップに時間がかかってしまったという経験があったためです。
もちろん産休・育休期間は肉体的・精神的にも大変な時期ですので、必ずしもプラン通りにいくわけではありませんが、先を見据えて計画を立てておく、というのは共働き世帯にとって大事な視点だと思いますので、ぜひ復職後のプランを立てておくことをオススメします。
私の場合、具体的には次の2点について、おもちちゃんの妊娠中から、少しずつプランを固めて復職に繋げていきました。
- いつ復職するか
- 育休明けの働き方
①いつ復職するか
まず、1つ目は、いつ復職するか、です。
今回は転居のタイミングと重なったので、いつ転職活動をして、いつから働き始めるかをじっくり考えました。
結論としては、パパとも話し合った結果、4月に復職するということで、転職活動をスタートしました。
理由は、周りのママさんパパさんの話を聞くと、ちーたらのように1歳以上になってから途中入園する場合、そもそも上の子の入園の募集がなく別々の保育園に通わせることになってしまうケースも多く、そうなると送り迎えはもちろん、運動会などのイベントへの参加が大変という話をたくさん聞きました。
また、そもそも都市部では待機児童が多いため、0歳児でも希望する園=自宅近くの園に入園することができないのではという不安もありました。
そこで、できる限り、ちーたらとおもちちゃんを同じ保育園に預けられるように、一斉入園で2人同時に入園できる可能性の高そうな4月に復職することに決めました。
復職の時期が決まったら、併せて卒乳の時期も決めておくことをオススメします!
特に完母で育てている場合はミルクへの移行がうまくいかないこともありますので、
・いつからミルクに切り替えるか
・復職後も混合でいくのか
・ミルクは誰があげるのか(パパもあげられるようになっておいた方がいいです)
を早めに決めておくとよいと思います。
ちなみにおもちちゃんは、
・復職の2週間前からミルクをスタート(最初はギャン泣きで全く飲んでくれませんでした…汗)
・復職後、1か月ほどは混合(朝・晩は母乳)、GWに入ったタイミングで卒乳ということで、現在は完ミ+離乳食となっています。
授乳については、産後1か月ぐらいから時間を決め、規則正しいリズムで飲むということを意識し、夜寝たら朝まで授乳はしないと決めていました。
泣いたらおっぱいがもらえる、となるとなかなかおっぱい離れが進みませんし、夜中に授乳をしてしまうと夜泣きの原因などにもなります。
生活のリズムを身に付けることは赤ちゃんにとっても、ママにとっても、そして家族とっても大事なことですので、ぜひ取り組んでみてください!
この点については、ちーたらが生まれたときから愛読している『フランスの子どもは夜泣きをしない』(パメラ・ドラッカーマン 著)で詳しく言及されていて、私自身、とても参考にしています。
こちらの本については、下記の記事でも紹介していますので、よろしければご覧ください!
②働き方
2つ目は、働き方(育休明けはどのような働き方をしたいか)、です。
具体的には、仕事内容・働き方について、いろいろと考えました。
・仕事内容:定型の仕事で定時上がりを死守するのか、多少残業はあるがこれまでの経験を活かして総合職として勤務するのか
・働き方:フルリモートor出社orハイブリット
転職後すぐ時短勤務は難しい会社が多いのは仕事柄理解していましたが、定時に上がることができるとしても、定型的な仕事やあまり責任のない仕事ばかりというのも、今まで積み上げてきた人事としての経験やせっかく取得したキャリコンの取得を活かせないのではと感じました。
一方で、フルフレックスかつリモートワークが週何日かでも利用できれば、自分である程度時間をコントロールできるので、多少残業をすることになったとしても負担は少ないだろうと考えました。
であるならば、これまでの経験を活かして総合職としてバリバリ働きたい、また、フルリモートにこだわらなくてもよいと考えるようになりました。
こうしたことを考えながら、転職活動中はフルリモート前提で東京都内のベンチャー企業など様々な企業の面接を受けたのですが、結果として、フルタイムの人事に転職し、週に数日在宅勤務というペースで働く形に落ち着いています。
復職後のプランはパートナーと必ず共有する
復職後のプランを立てるときにも都度パパと話し合いをしましたが、プランが決まった後にも、改めてパパと復職後のプランを共有しました。
このように復職後のプランをパートナーと共有しておくことは非常に重要です。というのも、復職にあたっては必ずパートナーの協力が必要になってくるからです。
そして復職後のプランをもとに、以下のようなことを事前に話し合っておくとよいと思います。
・保育園の送迎はどちらが行うのか
・仮に急な呼び出しがあった際、どちらが対応するか
→仮にママが時短勤務だとしても、パパのほうが職場が近い場合、パパが対応できたほうがママの負担軽減にもつながります
・ママの残業はOKか?(職場の懇親会への参加なども含む)
そんなことを早くから話しあっておく必要があるのかと思うかもしれませんが、復職前の仕事が始まる前の時期だからこそ、こうした日々の家事育児の分担や働き方について話し合っておくことが重要だと考えています。
というのも、パパ側は、これまで産休・育休を取得してきた周囲の方を見て、「育休はこれぐらい取るのかな」とか「復職後は時短勤務のママが育児はやるものだ」と思い込んでいるかもしれません。
そうすると、話し合いをせずに復職した結果、パパは今まで通り残業、飲み会にも気ままに参加という具合に、家事育児にほとんど協力してくれないという事態になってしまいかねません。
ここの擦り合わせがうまくできていないと、ママ・パパ両方がかなりストレスを抱えることになりますので、早めに話し合ってお互いの認識を擦り合わせておきましょう。
パパの立場からもひとこと。
仮に、産休・育休中に主にママが家事育児を担当されていて、パパがあまり協力的じゃなかったという場合、すっかりパパはこういう状況に慣れてしまっているかもしれません。
パパとしては、(特に育休を取らずに仕事をしている場合)ママが家事や育児をやってくれる方が当然楽ですので、残念ながらママに頼ってしまいがちです。
こうした状況で話し合いをしないまま復職してしまうと、復職後も、当然ママに任せっきりという事態になってしまいますので、復職という大きな変化を迎える前に、一度、しっかり2人で話し合ってみましょう。
ちなみに、我が家の話し合いの結果は以下のような形になりました。
・パパの職場の近くに住み、朝の送り迎えおよび呼び出し対応はパパ。在宅勤務のときはママが送り迎えどちらかを担当。
・ママの残業や懇親会は突発的なものでなければOK。
以上のように夫婦・パートナー間でお互いのキャリアを話し合うことの重要性やその方法については、以前紹介した『デュアルキャリア・カップル』で詳しく述べられています。
よろしければ、こちらの記事や書籍もご覧ください!
産休・育休期間中も規則正しい生活を心掛ける
そして復職を見越して大事にしていたのが、産休・育休中も生活リズムを大きく変えずに規則正しく生活するということです。
特に産休中は出産への期待と最後の自分時間という思いから、ついつい生活リズムが乱れてしまいがちですが、ここで生活リズムが乱れてしまうと産後リズムを戻すのが大変になります。
私は手帳を活用して毎日のスケジュールややることを書きだし、生活リズムが崩れないように意識していました。
また手帳に書き出すことで、だらだらネットサーフィンなどで時間を無駄にすることなく、時間を有効に使えているという充実感も得ることができたので、ぜひ規則正しい生活をすることをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今日は産休・育休の過ごし方についてご紹介しました。
産休・育休の過ごし方はその時になって初めて考える方が多いかと思いますが、事前に考えていくことで、復職がスムーズにできると考えています。
私自身、会社で女性活躍やダイバーシティの取り組みを進める中で、両立に苦労されている女性をたくさん見てきて、「自分が両立する立場になったら今のうちに何を考えておかないといけないかな」「どんな働き方のスタイルを身に付けておくとよいかな」というのは常に意識していたように思います。
こうした情報がこれから両立を考えている方のお役に立てれば幸いです。
また今後の発信については、1か月に2回を目安に続けていきたいと思いますので引き続きよろしくお願いします♪
私たち自身のこと、私たちの実践しているチーム育児のことについては、こちらの記事もご覧ください!
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