おはようございます!ちーたらのママです。今日はwell-beingについて考えてみたいと思います。
well-beingとは?
well-beingについて、世界保健機関(WHO)憲章前文には以下のように定義されています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
そしてこのwell-being、最近耳にする機会が増えてきた方も多いのではないでしょうか?
取り組む企業も増えており、人事のなかでもホットワードになっています。
【企業の取り組み事例】
日本では、「経済財政運営と改革の基本方針2019~『令和』新時代:『Society 5.0』への挑戦~」(骨太方針2019)においてwell-beingという言葉が登場し、その後、人材確保やダイバーシティを推進するなかで、その基になる考え方としてwell-beingが取り上げられるようになったと言われています。
また、この数年はコロナによって生活環境が大きく変化し、一人ひとりが「自分にとって大切なものはなにか?」を考えざるを得なくなったことも、well-being推進の追い風となっているような気がします。
県がwell-beingを推進!?
そんな今話題のwell-beingですが、先日参加したUnipos Summit2023にて、ある視聴者の方が「富山県では県をあげてwell-beingを推進していますよ」という書き込みをされ、以下のリンクを共有してくださいました。
県がwell-beingを推進しているなんてすごい!
しかもこのサイトを見ればwell-beingのことがよくわかる!
こちらのサイトによると、富山県ではwell-beingを県の成長戦略と位置づけ、取り組みを進めているとのこと。
well-beingに取り組まれている企業は多いですが、都道府県でも取り組みをされているということに驚きを感じたとともに、私たちの生活の根幹をなす都道府県(日本に暮らす私たちは誰もがどこかの都道府県で生活しているという意味で)でこのような取り組みが広がればいいなと思いました。
well-beingとキャリアコンサルティング
私はwell-beingとキャリアコンサルティングには通ずるものがあるのではないかと考えています。
なぜならキャリアコンサルティングは「自分が何を感じ、何を大切にして、どのように人生を歩んでいきたいか」ということを自分主体で考えるものだから。そして、キャリアコンサルティングを通じて実現するありたい姿を維持することがwell-beingということになるのではないでしょうか。
自分本位な生き方をわがままで身勝手なように感じる人もいるかもしれませんが、そうではないと思います。人は自分らしく生きて充たされていてこそ、人にも思いやりを持って接することができるのではないかと考えるからです。
また、人はひとりでは生きていけませんから、自分らしく生きていく中で、他者とのつながり・関わりは必ず出てきます。自分らしくありたいと願うなかで、自分が望む他者・組織とのありたい姿についても考えることになるので、その点において、自分らしくあるということは、自分1人だけを指すのではなく、自分が属したいと望む組織との関わりについても意識することになると思います。
みなさんにとってご自身のwell-beingは何でしょうか?ぜひ一度考えてみてください。
もし考えることに行き詰ったら近くの人に話してみたり、キャリアコンサルティングを活用してみるのもオススメです。できれば頭の中で考えるだけでなく、言語化できるといいですね!
私が愛用している、ほぼ日手帳には今年「わたしの好きなもの」というページがありました。まずはこんな風に好きなものから洗い出してみるのもいいですね!
以前、キャリア観の整理をするときにも「好きなものワーク」を紹介しました!
やってみると意外と楽しいので、ぜひやってみてください。
私たち自身のこと、キャリアコンサルティングに関する記事は、こちらの記事もご覧ください!
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