後半戦を振り返る

キャリアコンサルタント養成講座 合格体験記

こんにちは!ちーたらのパパです。

僕も、キャリコンのママの影響を受けて、今春からキャリアコンサルタント資格の取得を目指しています。
先日、全12回のスクーリングを無事終えることができました。そこで、今回はスクーリングの後半戦を振り返ってみたいと思います。

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前回までの記事

キャリコンを目指したきっかけと養成講座を申し込むまでの経緯については、こちら。

養成講座の全体像については、こちら。

スクーリングの様子・課題の一つの添削問題については、こちら。

スクーリング前半戦の振り返りについては、こちら。

後半戦で印象に残ったワーク・課題

やっぱりロールプレイ

後半戦もやはりロールプレイが続きます。
特に後半戦では、ラーニングサポーター(既にキャリアコンサルタントとして活躍されている方)がオブザーバーとして参加してくれたり、受講者がシナリオをベースにクライエント役を演じるロールプレイだったり、様々なロールプレイがありました
僕が通学していたクラスは受講者の数が少なかったこともあり、こうしたいろいろなバリエーションのロールプレイやその後のフィードバックを経験できたことはとてもプラスになりました。

また、後半になると、講座にも少しずつ慣れてきて、ロールプレイをやることに対する恥じらいのようなものはなくなってきました。
その一方で、回を重ねるごとに、キャリアコンサルタントとしてどういう関わり方が理想的なのかが頭では理解できるようになってきただけに、自分がどれだけできていないかもよく分かり、辛いときもありました。最終日になってもそれが劇的に変わるわけもなく、不安なまま講座が終わってしまったというのが正直な感想です。

講師の方は、「まだスタートラインに立ったばかり」、「最初からできる人はいない」などと発破をかけてくれるのですが、今後の国家試験のことを考えるとやっぱり不安です…。
試験に合格するためにももちろんですが、講師の方が「一生勉強」と仰るように、キャリアコンサルタントとしてやっていくためにも、今後も勉強を続けていきたいなと感じています。

逐語録の振り返り

ロールプレイに関しては、5日目に作成した逐語録のフィードバックが行われます。
フィードバックとしては、まずラーニングサポーターが逐語録の添削をしてくれ、良かった点や改善点(ラーニングサポーターがもっと聞いてみたいと感じたところ)などについて、コメントを残してくれます。
さらに、講座の中でも逐語録に基づいてロールプレイの再現をするというやり方で振り返りをします。具体的には、逐語録を作った人(キャリコン役だった人)がクライエント役、ラーニングサポーターの方がキャリコン役として逐語録を読んでいくという形で行われるのですが、これがまた精神的にきつい。
逐語録を作るだけでも自分ができないことを痛感しているのに、さらにロールプレイで追い討ちを掛けられるような感覚です(笑)
とはいえ、フィードバック全体について言えることですが、客観的に自分の関わり方を見るというのはとても大事なことですし、この逐語録ロールプレイはとても勉強になりました

課題の山場:ジョブカード確認テスト

後半戦の大きな課題として、ジョブ・カード確認テストというものがあります。
具体的には、専門実践教育訓練給付金の申込みに関する記事でも少し紹介した「ジョブカード」という制度に関する動画とテストを受講するというものです。
テスト自体は合格点があるわけではないので心配不要ですが、テストを受ける前に2時間ほどの動画を見なければならないため、時間的にかなり大変です
しかも、この動画、おそらくお役所が作ったもののため正直退屈です(笑)途中、ジョブカード作成面談についての動画もあるので、ロールプレイをするにあたって参考になる部分もあるのですが、その他は手続的な説明がほとんどなので、結構苦痛でした。

講座修了のためには、11日目のスクーリングまでに完了する必要がありますので、早めに取りかかりましょう!

修了認定試験

講座の最終日に講座修了認定のための試験があります。
内容は、4肢択一式の選択問題が30問・論述試験が2問の60分の試験でした。

4肢択一問題は、基礎的なレベルの問題なので、講座の内容をきちんと聞いて、スクーリングレジュメの復習をし、必要に応じテキストを読み返せば基本的に大丈夫だと思います。

論述問題の方は、逐語録を読んで、キャリアコンサルタントの関わり方について論じるという形式の問題です(JCDAの実技試験と同様の形式です)。

過去問題 | 国家資格 キャリアコンサルタント試験
過去に実施した国家資格キャリアコンサルタント試験の3回分の過去問題を公開しています。 自由にダウンロードしてご利用ください。 なお配点・試験の内容に関するお問い合わせには、お答えできませんのでご了承ください。

論述については、講座中も1回練習問題をやるにはやるのですが、実際に答案を書いてみてその解説を受けるだけですし、正解があるものでもないので、難しいところはあります。
とはいえ、講師の方も、「修了認定試験は落とすための試験ではないし、論述問題はできる限りたくさん書いてください。」と仰っていたくらいなので、基本的には講座で学んだことを吐き出せば大丈夫ではないかと思います。

後半戦を通して感じたこと

自己理解・自己分析の浅さに改めて気づく

スクーリング後半では、キャリアコンサルタントとしてクライエントと面接練習を行うことを想定して、職務経歴書の作成面接練習をするワークがあります。
その中でクライエント役として模擬面接をするのですが、それがまあひどい有り様でした(笑)
面接をすることなど全く想定していなかったので、当然と言えば当然なのですが、今までの仕事で力を入れてきたことなど、一般的な質問に対してすら、しどろもどろになっている自分がいてとても情けない思いがしました。

ただ、前半戦についての記事でもお話したように、講座を通して、自分が何が好きなのか、何を大事にしていきたいのかといったこと(興味・価値観)をじっくり考えることができたのはとても良かったなと思っています

キャリア教育や労務管理などの仕事に興味が湧く

後半では、ロールプレイだけでなく、キャリアコンサルタントの役割の一つとしてのキャリア教育労務管理についてのワークもありました。

個人的には、元々事務所時代から法教育という形で小中高生を対象とする授業をやっていたこともあり、キャリア教育にはとても興味が湧きました。
加えて、僕自身、上で述べたように、自分自身のことを深く理解しないまま社会に出て働き始めた結果、今になって働き方に悩むこともあるので、これからの人生を生きる皆さんには、ぜひ自分自身の価値観や興味のあること、働き方・生き方について考える機会を持ってほしいなと感じました。

また、労務管理については、クライエントの所属する企業に対して、労務管理・人事制度という観点から施策の提案をするというワークがありました。
これはキャリアコンサルタントのカウンセラー的な関わり方とは毛色が異なり、いわゆるコンサルタントのような立場で具体的な提案をするというものなのですが、弁護士としての仕事にも親和性があるように感じました。
個人的には、こうした企業における働き方の制度面を改善することを通じて、日本で働く皆さんの働き方をより良いものにするために、何かしら貢献ができればと考えているところです。

補足〜専門実践教育訓練給付金の申請手続

講座申込時に専門実践教育訓練給付金を申請した方は、講座修了日の翌日から1ヶ月以内に、修了証などの必要書類とともに申請手続をする必要があります(参照:専門実践教育訓練の給付金のご案内)。

日本マンパワーでは、講座修了後2週間ほどで修了証明書等の必要書類一式が送られてくるそうなので、受領後、急いで手続をする必要があります。

※この点については、手続が完了次第、追記したいと思います。

まとめ

以上、スクーリング後半戦を振り返りました。

養成講座全体を振り返ると、長かったようであっという間の12日間でした。養成講座全体を通じて、いろいろ考えたことや感じたこと、学んだことがあったなぁと感じています。
キャリアコンサルタント養成講座を受講した感想についてはまた別の記事で紹介したいと思います。

養成講座は終わってしまいましたが、これからも国家試験合格に向け、受講者の方とのロールプレイ練習や学科試験対策などの勉強は続きます。引き続き、随時、僕個人のTwitterアカウント(ID:@chitara0607)でも勉強の経過を発信していきたいと思いますので、よろしければこちらもフォローしてください!

特に22年11月のキャリアコンサルタント試験合格を目指している方、一緒に頑張りましょう!

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