転職者に必要なマインドとは?

転職 キャリア観

おはようございます!ちーたらのママです。

今年は猛暑が続いていますね汗 お盆休みも台風のため予定を変更せざるを得なかった方も多いかもしれません(我が家も急遽旅行の予定を変更しました)。

年々暑くなる時期が早くなり、秋に入るのが遅くなっている、そんな印象を受けています。体調管理に気をつけて、楽しく夏を過ごしたいですね。

さて、今日は【転職者に必要なマインド】についてお話をしたいと思います。

先日のブログで転職したことをお伝えしましたが、実は私これまでに3回転職をしています
現在はこれまでの人事としての経験+転職者として各社でキャリアを積んできた経験を活かし、大手メーカー本社の人事職として、2人の子どもの育児をしながらフルタイムの正社員として勤務しています。

7月は夏のボーナスシーズンということもあり、ボーナス後に退職をするという方もいるのではないでしょうか(私も最初の転職は夏のボーナス後でした)

初めてにせよ、2回目以上にせよ、新しい職場というものは緊張するものです。
私も日々中途入社のみなさんと接するなかで、様々な不安を抱えておられることを実感しています。
そんな姿を見て、私自身がこれまで転職を重ねてきた中で、転職者として大事にしているポイントがあるなと感じるようになったので、今日はそれを共有したいと思います。

【自己紹介】
弁護士のパパ(34歳)・キャリアコンサルタント(メーカー勤務)のママ(34歳)・長男(4歳)(愛称:ちーたら)・長女(0歳)(愛称:おもちちゃん)の4人家族。
家族みんなの幸せ向上のため、チーム育児を実践中!同じ悩みを抱える共働き子育て家庭の皆さんが幸せになれるように、チーム育児や子育ての役に立つ情報を発信しています。

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会社が大事にしていることを知る

私が転職者として大事にしているのは、まず【その会社が大事にしていることを知る】ということです。

よく転職者に対しては、「うちの会社のおかしいと思うことがあれば言ってほしい」「ぜひ外の視点で会社のことを見てほしい」というようなことが言われるのですが、会社には変えられないもの(例えば経営理念など)もあります。
それを知らないまま「ここが変じゃないですか」「これは変えた方がいいですよ」と言っても、「うちの会社のことを何も知らないくせに」と他の社員の方々の反感を買うことにもなりかねません。

もちろん、転職者にはこれまでにない新たな知見を提供するということが期待されていることも確かですので、そうした提案をしていくことは大切だと思いますが、まずは「会社のことを知ろうとする」姿勢を持ち、日々情報収集を行うことが大事だと考えています。

自己開示を積極的に行う

次に、私が転職者として大事にしているのは、【自己開示を積極的に行う】ということです。

転職者に多い悩みの一つが「自分らしく振舞えていない」ということです。先日社内でキャリア入社者にアンケートを取った際も、初めて転職された方の多くが同じ問題に直面していました。

実はこの点については私自身も思い当たることがあります。

それは社会人5年目で初めて転職したときのことです。

かねてより働いてみたいと思っていた大企業に転職できたのはよかったものの、「転職に失敗したと思われたくない」という気持ちが、いつしか「周りの人に嫌われたくない」という気持ちに変わり、周囲に合わせようとするあまり、ありのままの自分を出せなくなっていました

今になって思えば、自分自身を出すことと周囲の方とうまくやることは全く別の問題だとわかるのですが、そのときは毎日必死に周囲に合わせようとして、多くの転職者と同様、「自分らしく振舞えていない」という悩みを抱えながら仕事をしていました。

この多くの転職者が抱える悩みを解消するためには、私自身の経験からも、自己開示を積極的に行うことが重要だと考えています。

なぜ、転職者は「自分らしく振舞えない」のか

そもそも、転職者の多くが「自分らしく振舞えていない」と感じる原因の一つは、転職者と新卒入社者とで、個人に対する周囲の関心・働きかけの度合いが大きく異なる点にあると考えています。

新入社員であれば、初めて社会人となる新入社員に気を遣ってプライベートなことも含めいろいろ周囲が関心を払ってくれます。たとえば「趣味は何?」とか「週末は何をしたの?」といったようなことです。
しかしながら、転職者、しかも同僚たちより年上の転職者が入社してきた場合、周囲もなかなかプライベートなことを聞きづらいですし、その結果なかなか自分のことを知ってもらう機会がなく、次第に自分らしく振舞うことができなくなってしまう、ということになりかねません。

私の場合、この点に気付いてから、2回目の転職の際には、自分自身のことを知ってもらうために、同僚だけでなく上司に対しても、自分から自己開示することを心掛けていました。
そのおかげで上司がいる場でも自分らしく振舞うことができ、1回目の転職の際に感じていたような悩みを抱えることなく、仕事に取り組むことができたと感じています。
また同時に前述した「会社が大事にしていることを知る」についても心掛けることで、常に自分の考えと会社の大事にしたいことを組み合わせて発言する癖がつき、その結果、自分の主張が独りよがりにならず、上司にも受け入れてもらいやすくなった=自分のやりたい仕事ができるようになったとも感じています。

さらに育児・介護などと両立されている方は、周囲が好意で気遣ってくれたことが本人の意思と必ずしも合致しないこともあるかと思います。例えば、「子育て中だから責任のある仕事は任せない方がいいかな」という好意から、責任のある仕事を別の同僚に任されてしまうという話はよく耳にします。
この点についても自分から発信しない限り、周囲の方の意向で、自分の意向にそぐわない方向に物事が進んでしまいかねませんので、自分の働き方や将来のキャリア志向などについても早めに開示しておくことをオススメします

早期に周囲との関係を構築する

先ほどの自己開示と合わせて、早い段階でやっておくべきことの一つが【周囲との関係構築】です。

「そんなことわかってるよ」と思う方もいるかもしれませんが、テレワークの普及や職場の懇親会の減少などによって、周囲の方の人となりを知る機会がこれまで以上に減っているような気がします。
相手のことをよく知らないままに、何気なく発した一言が周囲の反感を買ったり、傷つけてしまうということは想像に難くないと思います。

こうしたことから、自分らしさを活かし、かつ、周囲と良い関係を築きながら仕事をするためには、早期に周囲と関係を構築しておくことが重要だと感じています

実際に私はテレワークが認められている職場ではありますが、職場メンバーの人となりが理解できるまでは出社し、昼食の時間などを活用して同僚のことを知るよう心掛けていました(実はこれまで一人でゆっくりランチタイムを取りたい弁当派だったのですが、こうした機会を通じて同僚と食事をするのも楽しいなと思えるようになったことも新たな気づきでした)。

今では週に数回テレワークも活用していますが、きっと最初の関係構築を怠っていたらチャットのちょっとした一言にもお互いにモヤモヤする・・・なんてことになっていたかもしれません。

まとめ:転職をゴールにしない

以上、転職者にとって大事なポイントをいくつかお伝えしてきました。
これを見てお気づきの方もいるかもしれませんが、転職はゴールではなく、スタートだと考えています。

”周囲とうまく関係を築きながら、自分らしく働いて成果を出し、自分のやりたいことを実現する”

こんな風に働けたらきっと毎日がより充実するのではないでしょうか。

転職して思うようにいかずモヤモヤしている方や、これから転職を考えている方にとってこの記事が少しでも参考になれば幸いです。ではまた♪

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