いつも前向きでいよう!

キャリア観

おはようございます!ちーたらのママです。

先日、知り合いと話していたときのことです。

ふと、気分の沈みに関する話になり「ちーたらのママはあまりそういうのがなさそうだね。」と言われました。

たしかに自分のこの数年間を振り返ってみると、気分が落ち込んでどうしようもない、ということは思い当たる節がありませんでした。しかし、過去の自分を振り返ってみると、思い悩んでなかなかそこから抜けられず、毎日ネガティブな感情と闘っていたなという時期もかなり長い期間ありました。

そこで、今回はなぜ私が今のように前向きに日々を過ごせるようになったのかをご紹介したいと思います。

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私が変わったきっかけ

私が今のような前向きな思考に変わったと自分で意識しているのは、大学3年生のときです。

大学生活はそれなりに充実していましたが、「このままじゃいけない。自分を変えたい」と強く思っていました。なんとなく周囲に流されながら毎日を生きている感じがして、充実感がほとんどありませんでした。

そのとき、当事者意識を持つということを意識するようになったと同時に、考え方が前向きになってきたことを実感しています。

当時は自己啓発本を読み漁っていましたが、1番最初に手にした『7つの習慣』に1番大きな影響を受けたように思います。

そして、試行錯誤をするなかで私自身がたどりついたのは以下の4つのポイントです。

①自分に変えられないことで悩まない

②人に合わせない。すべてにイエスと言わない

③ネガティブな話題・人とは距離を置く(同調しない)

④ネガティブな言葉を口にしない。日々感謝する

①自分に変えられないことで悩まない

それまでの私は「私はこう思っているのに、なぜ相手は同意してくれないのだろう」とか「なんで私のことをわかってくれないのだろう」と相手が変わらない、わかってくれないことにモヤモヤ・イライラしていました。

恋愛でも「こんなに尽くしたのだから相手も私のことを好きになってくれるはず」みたいな(笑)

でも、人の話を聞いて自分が必ずしも同意できないことがあるように、相手も自分の考えに常に同意できるわけではない、人の考えや価値観はそれぞれ違うのだということを意識するようになると、それまでなぜ自分の考えにそんなに固執していたのかわからないくらい、気持ちが楽になりました。

また価値観は違うという前提のもとで人と接することで「この人はなぜそう思うのか」と相手を理解することからコミュニケーションを始められるようになったと感じています。

②人に合わせない。すべてにイエスと言わない

人に嫌われたくない、もっと言えば自分がいないと場が盛り上がらないだろうという驕りもあって(笑)、あまり乗り気ではないお誘いにも「イエス」と言って色んなイベントに参加していました。そのくせ、あとで後悔したり、心からその場を楽しめていない自分に嫌気がさす、ということがよくありました。

でも自分がいなくても物事は進むし、断ることで相手との関係が悪くなることもありません。(誘ってくれたことに対する感謝の気持ちや理由を伝えるということが必要だとは思いますが)

むしろ乗り気でないのに無理やり合わせるほうが誘ってくれた相手に失礼ではないかと考えるようになってから、「自分にとってそれがどのような価値があるものなのか?」を意識して、やるか、やらないか・参加するか、しないかなどを判断するようになりました。このことで、自分の満足度も上がり、時間のゆとりも持てるようになりました。

③ネガティブな話題・人とは距離を置く(同調しない)

数人で集まって話をすると、つい出てくるのが人の悪口やうわさ話。以前の私はそういう話題になると、一緒になって話をしていました。でもその話って何かを生み出すだけではないですし、せっかくお互いの時間を使っているのに、すごくもったいないなと感じるようになりました。

また常に自分に対するネガティブなコメントしか出てこない人「私なんて・・・」「私だけ・・・でつらい。」についても、一時的な気分の落ち込みなどであれば、励ましたいなと感じますが、常にその状況が続くと、自分の心が疲れてしまいます。

私自身は人に何かアドバイスをしたいというよりは、その人がどう思っているかを大切にしたいと考えていることもあり、そのように問いかけながら関わることを意識していますが、その人がネガティブな状態から抜けることを必要としていないと感じた場合には、距離を置くようにしています。

④ネガティブな言葉を口にしない。日々感謝する

これは③とも関連するかもしれませんが、私自身がネガティブな言葉を発信しないということも意識して取り組んできました。自分が発するネガティブな一言が相手に不快な思いを与えるかもしれませんし、せっかくお互いの時間を使っているのであれば、楽しいこと・気持ちが前向きになれることを共有したいと感じているからです。

どうしても自分のなかにネガティブな感情が溜まっているなと感じたときは、紙に書き出す、もしくは1番信頼しているパパに聞いてもらうのいずれかを選択するようにしています。

先日ご紹介した『Think clearly』でも「本音を語っていい相手は、あなたをよく知るパートナーやごく身近な友人たち」と書かれており、誰彼構わずネガティブな話をするのは避けたほうがよいと考えています(『Think clearly』については、こちらの記事でも紹介しています)。

一方で、感謝の気持ちについては積極的に伝えることを意識しています。日本人同士だと「言わなくてもわかるだろう」というような雰囲気がありますが、必ずしも自分と同じように相手が考えているわけではありませんし、言わないと分からないこともたくさんあると思います。

日々の何気ないことにも感謝の気持ちを持ち、それを相手に伝えることが、お互いに前向きな感情をもたらすのではないでしょうか。特に夫婦や家族間だと、いろんなことを当たり前かのように振舞ってしまいがちですが、決してそんなことはないと思います。こうした感謝の気持ちを伝えることの積み重ねが、夫婦間・家族間の信頼関係を構築していくうえで重要であると考えています。

レジリエンス

ここまで前向きでいられる理由についてお話してきましたが、近年こうした人間のポジティブな側面に焦点をあてた概念が注目されています。

その中でも「レジリエンス」は困難で脅威的な状況においてうまく適応できる心理的特性を意味しており、具体的には未来に対して肯定的な期待を持ち、物事に対する興味・関心が幅広く、感情のコントロールが適性に行えるとされています。

変化が激しく、日々ストレスにさらされることの多い私たち現代人にとって、このレジリエンスを高めるということが、より自分らしくイキイキと生きていくためにも大切な考え方だといえそうですね。

まとめ

今日は、私自身の経験から、前向きでいるために心がけていることをご紹介しました。

日々生活をしていると、嫌なこと・つらいこともたくさんあると思います。でも物事のネガティブな側面にばかり目を向けていては前に進むことはできません。

この記事の内容が今の状況を少しでも変えたい、一歩踏み出したいと考えている方の参考になれば幸いです。それではまた来週♪

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