こんばんは!ちーたらのパパです。
以前、僕たちがチーム育児を始めるきっかけの一つにもなった「育児は仕事の役に立つ」についての記事を投稿しました。
今回は、その中でもお話した「家事の総量の見える化」について、さらに深堀してお話したいと思います!
待ちに待ったGWも終盤。せっかくの長期連休ですので、夫婦で家事や子育てについてゆっくり話し合ってみるいい機会だと思います。
家事や子育てについてモヤモヤを抱えているけど、なかなかパートナーには言い出しづらい…
そんなお悩みを抱えている方のお役に立てば嬉しいです!
どうして家事の総量の見える化が重要か
上記の「育児は仕事の役に立つ」の記事でも述べた通り、チーム育児を進めるための第一歩として、家事の総量の見える化を通じて現状を把握することはとても重要だと思います。
パパが今まで家事育児に関わってこなかったという家庭の場合、パパからすれば、「そもそも今我が家にはどれだけの家事があるのか」ということが把握できていないということはままあることではないかと思います。
この点については、一時期、「名もなき家事」というワードがメディアなどで取り上げられたこともありましたよね。
(主に)パパが家事にあまり関わってこなかったこと、加えて、ママが家事育児を抱え込みがちであることの2つの要素が相まって、料理・洗濯・掃除などの代表的な家事や名もなき家事について、(主に)ママの負担が多くなってしまうということは、どの家庭でも十分起こりうることではないかと思います。
そこで、こうした現状を打破するためには、まず家事の総量の見える化を通じて、夫婦間で現状を把握し共有することが重要だと考えています。
ちなみに、この「見える化」については、働き方改革が叫ばれる昨今、仕事の場面でも口酸っぱく言われるようになった方も多いのではないかと思います。
上の記事でも紹介した通り、家事・育児を仕事のプロジェクトと捉えるという観点からすれば、普段の仕事で取り組んでいるやり方や思考方法が、そのまま家事・育児にも適用できるはずです。
パパが今まで家事育児に関わってこなかったという家庭の場合、この点をそれとなく押していけば、抵抗感なく受け入れられる可能性もあるのではないでしょうか。
ちーたらん家でもやってみた!
今回の記事を投稿するにあたって、僕たちも、改めて家事の総量の見える化に取り組んでみました!
下記のようなエクセル形式でまとめてみました。
家事の個数としては、74個という結果になりました。意外と少ない?でしょうか。
また、後々分析するときに使えるかもと思い、類型や頻度の項目を追記してみましたが、もっと良い整理の方法があるかもしれません。
皆さんの家庭ではどのようなリストになりましたか?もし今回の記事を見て家事の総量の見える化にトライしてみた方がいらっしゃれば、コメントやDMなどで共有いただけると嬉しいです!
ちなみに、僕たちがこの家事リストを作成するにあたっては、インターネットで公開されている「AERA共働きの家事育児100タスク表」(PDFファイル)を参考にしました。
これに限らず、家事の総量の見える化を実践するために使える家事リストのフォーマットは、マイクロソフト社のPowerPointのテンプレートなどインターネットでたくさん公開されています。
よろしければ参考にしてみてください!
好き嫌いで分けてみる
さらに、家事の総量の見える化を通じて明らかになった家事リストについて、パパ・ママの好きor嫌いで分けてみました!
ちーたらん家の場合は、ざっくりいうと下の表のようになりました。
なぜ好きor嫌いを考えるのか、一例を挙げて説明すると、ちーたらん家では、別の記事でもお話した通り、主にパパが料理を担当しています。
この話を他の人にすると、「すごい!」と言われることが多いのですが、これは純粋に僕が料理が好きだったことがきっかけの一つでした。
そして、ちーたらが生まれた後、ママが寝かしつけを担当するようになったことから、その時間に料理の準備をするのが一番効率的だろうということで、パパが料理を担当するという今の形に落ち着いています。
そのため、僕個人としては、負担が大きいといったネガティブな感情を持たずに料理を担当しています。もちろん、時にはご飯づくりが嫌になることもありますが(笑)、そういうときは簡単なもので済ませたりしてバランスを取っています。
これはあくまで一例ですが、僕たちと同じように、例えばパパが料理が好きあるいは得意と感じているという家庭であれば、夫婦で話し合うことで、パパが朝ごはんの準備を分担してくれるようになる、ということも期待できるかもしれません。
このように、夫婦のそれぞれが好きな家事・嫌いな家事を明確にすることは、これから家事・育児の分担を見直していく中で、一つの重要な考慮要素になると思います。
ちなみに、この考え方は、僕の知人で先輩でもある品川皓亮さんの提唱する「子育て家庭の平和学」から引用させていただいています。
品川さんは、大手法律事務所で勤務された後、現在はキャリア支援を行う企業に勤務されているというスゴイ方で、上記の「子育て家庭の平和学」を発信するfaaamという事業も展開されています。
詳細についてはこちらのnoteの記事で紹介されていますので、よろしければご覧ください!
価値観を擦り合わせる
また、家事の総量の見える化に取り組む際は、夫婦で価値観の擦り合わせを行うこともとても重要だと考えています。
価値観の擦り合わせといっても、そんな大層なことではなく、例えば、「平日の夕ご飯はどの程度のクオリティを求めるか(一汁三菜が必須か、お惣菜でもアリかなど)」、「スマホの使い方はどうするか」といった普段の家事や育児について、それぞれの考え方を話し合っておくことはとても重要だと思います。
何度も言っていて不審がられそうですが(笑)、夫婦とはいえ元は他人で、育ってきた環境が全く違うのですから、こうした日々の小さな出来事についても、お互いの考え方・価値観を擦り合わせることは避けて通れないと思うのです。
弁護士という仕事柄、離婚を決断された夫婦をたくさん見てきましたが、そうした夫婦の一方当事者の話を聞いていると、ちょっとした価値観のすれ違いにより夫婦2人の間の溝が広がっていき、最終的に離婚という事態に至ってしまったのではないかと感じることがよくありました。
そうした結果を避けるためには、些細なことのように思えることであっても、普段から夫婦間で情報を共有し、考え方・価値観の擦り合わせを行っていくことが重要だと感じます。
まとめ
今回は、ちーたらん家のチーム育児実践のための取り組みとして、「家事の総量の見える化」についてお話しました。
今回の記事を投稿するにあたって色々調べてみると、世の中には多くの家事リストのフォーマットが公開されていることがわかりましたので、今回の記事も取るに足らない内容かもしれません。
それでも、僕自身の知人友人の話やインターネット上の情報などを見ると、まだまだ家事・育児の分担について悩んでおられる方はたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
今回の記事が家事・育児の分担についてお悩みの方にとって少しでも参考になれば嬉しいです!
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