デジタルデトックスにオススメ!【童話館ぶっくくらぶ】

童話館ぶっくくらぶ 絵本定期便 デジタルデトックス チーム育児

こんにちは!ちーたらのパパです。

以前、僕たちが利用している絵本の定期便「童話館ぶっくくらぶ」についてご紹介しましたが、最近、このサービスについて素敵だなと感じることがあったので、改めてご紹介したいと思います!

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「童話館ぶっくくらぶ」とは

童話館ぶっくくらぶは、株式会社童話館という出版社が実施している、絵本の定期便サービスです。

ぶっくくらぶとの出会いはちーたらが1歳半のとき。突発性発疹を患い1週間ほど入院したときのことです。小児科のキッズコーナーにぶっくくらぶを紹介する冊子が置いてありました。

ぶっくくらぶを利用し始める前は、書店に並ぶ絵本の中からなんとなく自分たちが良いとと思った本を買って読み聞かせを行っていましたが、たくさんの絵本からお気に入りの1冊を選ぶというのは、特にちーたらと一緒に買い物をしているときには難しいと感じ始めていました。
また、絵本は昔からある名作がよく売れるということも聞いていたので、出版社が厳選したオススメの絵本が定期的に届くサービスというのは、なかなか時間の取れない共働きの我が家にピッタリだと思いました
そこで、早速ぶっくくらぶを利用してみることにしました。

童話館ぶっくくらぶのサービス内容

配本内容

ぶっくくらぶでは、毎月原則2冊の本が届きます(事情がある場合は、毎月1冊の配本も可)。
配本の内容は、年齢に合わせてコースが定められており、コースごとに配本リストがあります。配本リストにある本をすでに持っている場合、あらかじめ連絡することで違う絵本を届けてもらうことができます。

HPにも、”初回の配本内容は、お申込み受付後にご案内し、2回め以降の配本内容は、初回の配本に同封される年間配本リストにてお知らせします。”と記載されている通り、配本が始まってからも、毎月の配本時に、次回の配本予定が記載された明細書が同封されていますので、絵本がダブってしまう心配はありません。

利用代金

利用代金は次の通りです。

  • 入会金・会費
    無料。
  • 代金
    配本される絵本の代金がそのまま利用代金になりますので、配本内容によって毎月変わります。
    ※コースごとの年間平均金額がHPに掲載されていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
  • 送料
    ひとつの家庭につき、毎月200円

童話館ぶっくくらぶのオススメポイント

①絵本を通して親子の時間が作れる

上記の通りぶっくくらぶでは毎月原則2冊の本が届きます。
毎月、絵本が入った郵便物を見るとちーたらは大喜び!すぐに郵便物を開けて絵本を手に取り、「読んで!」と一言。保育園から帰るや否や、その月に届いた2冊の読み聞かせの時間になります。
童話館から絵本が届いたときは、この一連の流れが恒例行事になっています。

それ以外にも、ぶっくくらぶを長い間利用しているおかげで、毎日、寝る前に1冊~3冊程度、ちーたらが選んできた本を家族3人で読むというのが習慣になっています。
遊びがエスカレートしたりすると、興奮してなかなかおやすみモードに入れないなんてこともよくありますが、「お片付けしちゃって絵本読もう!」と促すと、進んでお片づけをしてくれるので、とても助かっています。

共働きのため、特に平日はちーたらとの時間を取ることが難しいのですが、絵本を一緒に読む時間はゆっくりちーたらと向き合うことができるので、僕たち家族にとってとても大事な時間になっています

また、親目線でいうと、最近ちーたらがハマり始めた仮面ライダーごっこに比べると、読み聞かせは体力的にも気持ち的にも楽なので、この点でもオススメです(笑)
忙しいとテレビやYouTubeなどのメディアに頼ってしまいがちですが、絵本を読む習慣がついたおかげで、メディアを使用する時間も少なく抑えられているので、この点でも、童話館ぶっくくらぶを利用して良かったなと感じています

ちなみに、ぶっくくらぶの郵便物は、親ではなく子ども本人の宛名で届きます
ちーたらはまだ字が読めないのでピンと来てないかもしれませんが、自分宛てに絵本が届くというのは、本人にとっても特別な経験ではないかなと感じています。

②集中力がつく

童話館ぶっくクラブで配本される本は、童話館が子どものことを考えて厳選してくれる本ばかりです。
特に童話館は「絵本の質」にこだわっておられ、次の「『絵』『言葉』『物語り』という3つの柱」を大切にされているそうです。

  • 絵が、子どもに見つめられるに足る美術であること
  • 言葉が、洗練された美しい日本語であること
  • 物語りが、その年ごろの子どもの心の世界と真に響き合っていること
株式会社童話館HP

そのおかげもあってか、ちーたらは、童話館から配本された本の読み聞かせをすると、とても集中してパパやママの話を聞いてくれます。
特にちーたらが気に入った本は、何度も「読んで!」と言ってきて、何度も読んでいるうちにセリフを覚えてきます。
まだ字が読めないはずなのに、一字一句に近いレベルまでストーリーを覚えていることもあり、大人の僕たちも驚かされることがあります。

保育園の先生からも、「ちーたらくんは読み聞かせのとき、いつも真剣にずーと座ってお話を聞けていますね」と言っていただくことがあるので、絵本の読み聞かせを通して集中力がついていると感じています。

絵本のおかげだけではないのかもしれませんが、読み聞かせをしているときのちーたらの真剣な横顔を見ると、絵本の読み聞かせの習慣が集中力を身に付けることに貢献しているに違いないと感じます。

③表現力・想像力が豊かになる

また、上記の通り、童話館から、良質な絵本が届けられることで、ちーたらの表現力・想像力も豊かになっているのではないかと感じています。

童話館から配本される本は、例えば加古里子さんの『だるまちゃんとてんぐちゃん』など昔から名作と呼ばれる本が多いです。
そのため書店で新刊として並ぶ絵本と比べると、ちょっと子どもには怖いのでは思うような絵柄の本だったり、僕たち大人でさえ今では使わなくなったような表現を使っているような本もあります。

それでも、子どもにとっては何か惹きつけるものがあるのか、ちーたらはこうした少し取っつきにくいような本もお気に入りです。

例えば、今年、ウクライナ戦争もあり話題になることの多かった、ウクライナの民話をベースにした『てぶくろ』という絵本。こちらの絵本は、とても美しい絵なのですが、お話に登場する動物がかなりリアルに描かれているので怖いという思う方もいるかもしれません。それでも、ちーたらは一時期気に入って何度も読んでいました。

また、最近のちーたらのお気に入りの『ちっちゃなほわほわ家族』という絵本は、詩人の谷川俊太郎さんが訳をされており、お話の内容だけでなく言葉のリズムも面白いです。
この本に限らず、ぶっくくらぶで配本される本は、今ではあまり意識されなくなったような”美しい日本語”で書かれた本・訳された本がたくさんあるので、大人の僕たちも勉強になると感じることもあります。

こうした良質な絵本の読み聞かせを繰り返すことで語彙力が増えたおかげか、ちーたらは、普段からその日保育園であった出来事をたくさんお話してくれますし、最近では、自分でお話を創作して喋ってみたり、保育園で遊びの設定やルールを考えてお友達にお話したりと、表現力が豊かになったように感じます。

④大人が読んでも名作の絵本は面白い

時々、大人にも絵本が人気というニュースなどを見ることもありますが、ぶっくくらぶから毎月届く絵本は大人が読んでも面白いと感じるものが多いです。特に名作と言われる絵本は、読者に何かを問いかけたり、考えさせられるものも多く、いつも「絵本って深いな~」と思いながら読んでいます。

例えば、先ほどご紹介した『てぶくろ』。
こちらの絵本は、おじいさんが道に落としたてぶくろの中に、ネズミが住み込み始め、その後カエルやウサギやキツネなどの森の動物が「わたしもいれて」と次々やってきて、次第にてぶくろの中はぎゅうぎゅう詰めに…というようなお話です。
ウクライナの民話をベースにした作品ということもあって、今年特に注目を浴びた本作。「共生」が物語のテーマなどと紹介されることもありますが、ウクライナの方々が「共生」という価値観を大事にされているのであれば、現在の情勢は複雑な心境だろうなと感じざるを得ません(難しい問題ですので簡単に口にすることは憚れますが…)。

この本に限らず、ぶっくくらぶで配本される絵本は、それぞれの本に伝えたい教訓・メッセージのようなものが感じられるので、大人の僕たちにとってもとても興味深いです。
親として、ちーたらに直接教訓めいたものを伝えるのはなかなか難しいですが、絵本の読み聞かせを通じて、ちーたら自身が何か感じ取ってくれればなと感じながら読み聞かせをしている日々です。もちろん、まずはちーたら自身が楽しく絵本を読んでくれることが一番ですけどね!

⑤童話館からの会報も面白い

ぶっくくらぶでは毎月”童話館ぶっくくらぶ通信”と呼ばれる会員向けの小冊子が同封されているのですが、この小冊子がまたいろいろと考えさせられるテーマを取り扱っていることが多く、とても面白いです。

まず、冊子の冒頭に代表者や編集者のコラムが掲載されているのですが、絵本のお話だったり、その時々の話題の出来事に沿ったテーマについて、代表者や編集者の方々の思いやメッセージが語られています。
例えば、あるときはスマホとの付き合い方だったり、最近ではコロナ禍での人と人との関係性だったり、ウクライナ戦争を受けて戦争と平和の話題だったりと、考えさせられるテーマが取り上げられることが多く、僕自身、いつも興味深く読んでいます。
一つの意見ですので当然合う合わないはあると思いますが、個人的には、良質な絵本を通じて子どもの成長を願っておられるからか、共通する部分があるように思え、共感を覚えることが多いです。

また、”先月のお便りから”というコーナーには、全国の会員の方の声が紹介されていますし、月によっては、会員のコメントを引用しつつ、編集部からのメッセージが語られるということもあります。
他のご家庭が絵本を通して親子の絆を育んでおられる様子を肌で感じることができるのも、毎月の僕たちの楽しみの一つとなっています。

⑥スタッフの方とのやり取りが心温まる

この”先月のお便りから”のコーナーに関して、先日、僕たちも、ちーたらの読み聞かせの様子についてお便りを出してみたところ、スタッフの方の対応に感動する出来事がありました

配本予定の本をお断りする連絡のついでに、「せっかくだからコメントも書いておくか」くらいの軽い気持ちで、最近読み聞かせに関して驚いた出来事を書いてハガキを投函してみました。
内容は本当に些細なことで、「ちーたらがある絵本を読んでいたところ、その絵柄を見て、以前に配本された絵本と同じ作者であることに気づいて驚きました」という程度のものでした。

そうしたところ、なんと、わざわざ童話館から、担当された方のお名前と直筆のコメント入りのハガキが届いてビックリ

以前にHPを通じて配本予定の本をお断りする連絡をしたときも、丁寧に折り返しの電話をいただいた上、機械的な対応ではなく、こちらの事情を汲んだ対応をしていただいたことがあり、好感を持っていました。
そこにきて今回の対応で、以前にも増して童話館ぶっくくらぶのファンになってしまいました(笑)毎月、”先月のお便りから”のコーナーにたくさんのお便りが来ているのも肯けます。
ファンマーケティングなどという言葉もありますが、童話館のような一人ひとりに寄り添った対応というのは、僕自身見習いたいなと感じた出来事でした。

まとめ

以上、「童話館ぶっくくらぶ」について紹介しました!

子どもに絵本の読み聞かせをしたいけど、本を選ぶのが難しい、時間がないという方は、ぜひ童話館ぶっくくらぶを利用してみてください!
個人的には、童話館ぶっくくらぶは、今日ご紹介した通り良質な本を選んでいただいていると感じているので、オススメですよ。

今日の記事が皆さんのお役に立てば嬉しいです!

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