第21回キャリアコンサルタント試験合格発表!

第21回キャリアコンサルタント試験 合格体験記

こんにちは!ちーたらのパパです。

僕も、キャリコンのママの影響を受けて、今春からキャリアコンサルタント資格の取得を目指しています。

先日、いよいよ第21回キャリアコンサルタント試験の合格発表がありました!

  • キャリアコンサルタントの取得を目指している方
  • これからキャリアコンサルタント養成講座の受講を検討している方

の参考になるように、合否のご報告と、僕が試験当日まで取り組んだことについてご紹介したいと思います。皆さんの参考になれば嬉しいです!

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前回までの記事

キャリコンを目指したきっかけと養成講座を申し込むまでの経緯については、こちら。

養成講座の全体像については、こちら。

スクーリングの様子・課題の一つの添削問題については、こちら。

スクーリング前半戦の振り返りについては、こちら。

スクーリング後半戦の振り返りについては、こちら。

スクーリング全体の振り返りと試験対策のまとめについては、こちら。

第21回試験(学科+論述)試験の振り返りについては、こちら。

第21回試験(面接)試験の振り返りについては、こちら。

結果発表

第21回キャリアコンサルタント試験の合格発表は、12月21日午前10時。
当日、時間ピッタリにJCDAのサイトにアクセスしたのですが、まだ発表されておらず…キャリア開発協議会の方にもアクセスしてみると、こちらは発表されていたので、余計にやきもきしました…。
JCDAの方でトラブルがあって、公開が遅れてしまったようですね。

そわそわしながら、11時ごろに再度アクセスすると、結果が掲載されていました。
無事、学科試験・実技試験とも受験番号を見つけることができ、一発合格していました!

後日、JCDAから試験結果のハガキを受け取り、改めて合格していることを確認できました。一安心。
この合格通知には、試験の成績も記載されているのですが、僕の成績は次の通りでした。

一見、「オールAだ!」ということで喜んだのですが、よく見ると合格ラインの60%以上がA評価ですし、点数自体も合格点の90点ギリギリだったので、特別良い評価というわけではないのかなと。
手応えとしても、別の記事でお話したように、面接試験はあまりうまくいかなかったという感触だったので、まあ妥当なところかなという気はしています。
他方で、論述試験は良く書けたと思っていたので、そこまで良い点数ではなかったのはちょっと残念でした。
どちらの試験についても、受験生としては、やっぱりどういうポイントが評価されたのか、もう少し詳しく知りたいところですね。

ちなみに、第21回キャリアコンサルタント試験の合格率は、次の表の通りだったそうです。

第21回合格率第20回合格率第19回合格率
学科試験59.7%77.4%63.0%
実技試験62.9%64.4%63.3%
学科試験・実技試験同時受験者52.2%60.7%52.5%

直近の第20回キャリアコンサルタント試験と比較すると、特に学科試験は、第20回では合格率が77.4%とかなり高かったそうなので、今回は少し難しかったと言えるのかもしれません。実際、僕の感覚としても、前回の記事でご紹介した通り、難しかったという感触だったので、多くの受験生も苦戦したということなのかもしれません。

試験までに取り組んだこと

晴れてキャリアコンサルタント試験に1発合格できましたので、今後受験される方の参考になるように、僕が養成講座修了後から試験までに取り組んだことについて、紹介したいと思います。

学科試験対策

学科試験対策として取り組んだことは、次の4つです。

  1. 過去問3年分
  2. 過去問題集
  3. YouTube
  4. 理論家のまとめノート

①過去問については、養成講座修了後にまず直近1年分を解いてみました。
僕の場合、試しに解いてみたら合格点をクリアすることができたので、心に余裕ができてしまい、学科試験対策については、そこまで力を入れていなかったというのが正直なところです。
実際取り組むことができたのは、上記の通り、過去問3年分と問題集1冊を1周解いたくらいです。

ママ
ママ

過去問を解くうちに、各分野の傾向(頻出問題など)がわかりますので、過去問は必ず解きましょう。
また、正解以外の選択肢がなぜ誤っているのかまで答えられるようにしておくと、さらに理解が深まりますよ!

過去問1年分を解いた後は、下記の②過去問題集に取り組みました。

僕の場合、ちょうどママが使っていた問題集が家にあったので、引き続きこちらの問題集を使用しました。
こちらの問題集は第1回試験から直近の試験まで、試験問題の選択肢ごとに正誤が記載されている一問一答形式になっています。
一通り問題を解くことで、自分が苦手な分野や理論家が把握できますし、繰り返し解けば苦手分野を克服することもできると思います(僕は結局1回しか解けませんでしたが…)。
また、理論家やテーマごとに簡単なまとめの解説ページもあるので、試験直前にざっと復習するのにも役立ちました

③のYouTubeは、僕の場合、車通勤のため通勤時間が毎日20分~30分程度あるので、このスキマ時間を有効活用するべく、キャリアコンサルタント試験に関係する動画の音声だけを聞いて勉強していました。
下記の「ジャン・一のキャリ研究所」というチャンネルの動画を何回も聞きましたが、理論家の名前と理論の概要を覚えるのにとても役立ちました
仕事や家事で忙しくて時間が取れないという方、理論家を覚えるのが苦手という方には特にオススメです!

④理論家まとめノートは、養成講座の最後にある修了テスト対策もかねて、理論家やテーマごとに日本マンパワーのテキストの内容をまとめるノートを作り始めました。学生時代から、こういうまとめノートを作るのが習慣になっているんですよね(笑)
ただ、結局ノートを作ることそれ自体に満足してしまい、あまり役に立たなかったなという気がしています。
自分で実際に手を動かすことで記憶が定着するという面もあると思っているのですが、かなり時間と労力のかかる作業になりますので、まとめノートを作るとしても、苦手な分野(例えば各理論家の提唱する発達段階など)に絞ってまとめるのが良いと思います。
また、まとめ方についても、日本マンパワーのテキストは、理論やキャリア教育などのテーマごとにまとめられてはいますが、必ずしも試験対策用に作られたものではありませんので、試験問題で間違った選択肢などを中心に作るのがいいのではないかなと思います。

論述試験

論述試験対策として取り組んだことは、次の2つです。

  1. 過去問2年分
  2. ホルダーさんによる対策講座

論述試験についても、まずは、①過去問に取り組みました。
ただ、こちらについては、論述試験を解くための時間を取ることができず、結局過去2年分しか練習をすることができませんでした。
別の記事でもお話したように、論述試験は時間が足りませんし、試験当日は焦ってしまっていつも以上に時間が足りなく感じますので、これから受験される方は、できるだけ多く過去問を解いてみて、答案構成や実際に答案を書く作業にどれくらい時間が掛かるのか、練習を重ねるのがベストだと思います。

②ホルダーさんによる対策講座については、僕の場合は、幸運なことに、養成講座で知り合ったキャリアコンサルタントのホルダーさんのご厚意で、論述試験対策として、論述試験のコツを教えてもらう機会を設けていただけました。
振り返ってみても、この試験対策が本当に役に立ったと感じています。論述試験については、模範解答が公開されておらず、何が評価されているのかがわかりませんので、まずは論述試験のポイント・お作法のようなものを知ることが重要です
日本マンパワーの養成講座の場合、養成講座にホルダーさんがラーニングサポーターとして参加されますので、試験対策のサポートをしてもらえないか声を掛けてみるのがよいと思います。
もしそれが難しいようであれば、日本マンパワーなどが提供している有料の試験対策講座だったり、市販されている対策本(こちらなど)を利用することを検討してみてください。

面接試験

面接試験対策は、

  • ホルダーさんとのロープレ練習

に尽きます。

別の記事でもお話ししたように、僕の場合は、面接試験についても、養成講座で知り合ったキャリアコンサルタントのホルダーさんにロールプレイ対策にご協力いただきました。
ホルダーさんには、養成講座修了後試験までの間に、合計で10日ほどロールプレイ対策の時間を設けていただいたのですが、僕の場合は、おもちちゃんが生まれたタイミングと重なったこともあり、3日間しか参加ができず、15分×6回程度しか練習ができませんでした。
それでも、「ロールプレイの練習⇒様々なホルダーさんからのフィードバック」というループを繰り返すことで、何となくこういう風に展開すればいいのかなという感覚をつかむことができた(気がしてきた)ので、面接試験対策としては、やはりロールプレイの練習を繰り返すことに尽きると思います。

僕の場合、失敗だったなと感じているのは、面接試験直前の1か月ほどの時期に練習の時間が全く取れなかったことです。
面接試験が久しぶりのロールプレイになってしまったことで、試験本番でのロールプレイでは、練習でつかみかけていたキャリアコンサルタントとしての姿勢のようなものを忘れかけてしまっていたと感じます。
具体的には、養成講座でもホルダーさんからのフィードバックでも、「問題解決ではなくクライエントに経験の再現を促し、自らの感情や課題に気付いてもらう」という趣旨のことを何度も言われたのですが、その感覚が少し抜け落ちてしまい、やや問題解決的なアプローチになってしまったなと感じています。
この点は、普段の仕事では、話し相手に寄り添うことよりも、問題を解決することが求められますので、継続的に訓練をしないと、簡単に忘れてしまうなと改めて感じました。
何とか合格点に達することはできたのでひとまずはよかったのですが、点数が伸びなかったのはこの辺りが原因なのかなと分析しています。

これから受験される方は、僕の失敗を踏まえ、

  • 試験までは、できる限りいろんな人とロールプレイの練習をして場数を踏むこと。また、できる限りキャリアコンサルタントからのフィードバックをもらうこと
  • 試験までキャリアコンサルタントとしての感覚を忘れることがないように、コンスタントに練習を繰り返すこと

をオススメします。
ロールプレイの練習については、別の記事でも紹介した通り、キャリコンスタディというサイトで「無料ロープレ練習ルーム」というロールプレイ対策のサービスがあったり、有料ですが日本マンパワーの対策講座がありますので、これらのサービスを有効活用していただければと思います。

ママ
ママ

私もホルダーさんに協力していただきロープレ練習を実施しました。
さらに面接直前はキャリコンスタディのマンツーマンロープレ(有償)を行ったことで自信をもって面接に臨むことができました。

まとめ

以上、第21回キャリアコンサルタント試験の合格発表をさせていただきました。

おかげさまで無事国家試験に合格し、キャリアコンサルタントの資格を取得することができ、ほっとしています。個人的には、ママが一発合格していたため、「絶対に負けられない!」と思っていたので(笑)、これで家庭内に変な軋轢が生じなくてよかったと感じています。

ただ、ホルダーの方が口を揃えて言うように、「キャリアコンサルタント資格の取得はスタートでしかない。キャリアコンサルタントとして生涯勉強を続けなければならない。」ということを忘れずに、これからも、キャリアコンサルタントとして研鑽を積むとともに、皆さんの役に立つ情報を発信していきたいなと考えています。

今までの記事がこれからキャリアコンサルタントの取得を目指されている方の参考になれば嬉しいです!

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