こんにちは!ちーたらのパパです。
このブログでは、これまでに僕が読んだ本の紹介とそこから得られた気づきなどをいくつか紹介してきました。
でも、法律事務所で勤務していた頃は、日々の仕事や家事・育児に追われ、ほとんど活字に触れることができていませんでした。
新たな知識をインプットするといっても、仕事に関係する法律関係の書籍の該当部分を読むだけ、長期的なキャリアという観点で自分の関心があることを勉強するなんて余裕はありませんでした。
そんな僕も、今では、自分がその時々に「ちょっと勉強してみたい!」と感じた本を中心に、月に2~4冊程度の本を読むことができるようになりました。
今回は、僕がどうやって日々の生活の中に読書を取り入れているのかについて紹介したいと思います!
知識のインプットがしたいけど、仕事と子育てで忙しくて時間が取れない…
とお悩みの方の参考になれば嬉しいです!
普段の暮らしの中で心掛けていること
まず、僕が普段の生活の中で心掛けていることは、「いつでもどこでも本に触れられる状態にしておくこと」です。
『スマホ脳』に関する記事(リンク)でもお話しましたが、現代に生きる僕たちは、スキマ時間ができるとついスマホに手が伸びてしまいがち。僕自身、気を抜くとすぐにスマホを触ってSNSをチェックしたり、ネットサーフィンをしてしまっていることがよくあります。
そうなることを極力避けるために、家の中にいるときでも、外に出掛けるときでも、スキマ時間ができたときにはすぐに本を手に取ることができるようにしています。
僕の場合は、次のように、いつでも手の届く範囲に本または電子書籍のある状態をキープしています。
≪家の中にいるとき≫
- リビング
お気に入りの本・読みかけの本を本棚に。ディスプレイも兼ねて表紙が素敵な本を置いたりも(笑)
ジャンルとしては、子育て本、趣味の旅行・料理・お酒に関する本が多い。 - トイレ
気軽に読める小説などを棚に。
≪外出するとき≫
- 車での移動時間のために
Audibleをインストール。 - 電車などでの移動時間や待ち時間などのスキマ時間のために
常にカバンに本を1冊、さらにKindleをインストール。
いつどこで読むか
上述の通り、普段の生活の中ではいつでも本を手に取ることができるようにしていますが、実際に読書時間を取ることができているのは、①通勤時、②お昼休み、③仕事の後・お休みの日。
以下、それぞれの読書方法についてご紹介します。
①通勤時:Audible
僕は、現在車通勤のため、毎日30分程度、車を運転する時間があります。
以前は趣味の一つの音楽を聴きながら通勤することで気分を上げていたのですが、毎日のこととなると、次第に時間がもったいないと感じるように。
最初は、「これからは何をするにせよ英語力が必要だ!」と安易に考え、NHKラジオの「ラジオビジネス英語」を聴き始めたのですが、具体的に仕事で英語を使う予定もなかったこともあり、挫折…(NHKのラジオそれ自体は月500円程度のテキスト代だけでビジネスに必要な英語力を鍛えることができるので、オススメです!)。
そこで、Amazonの提供している音読サービス「Audible」を利用して、興味のある分野の知識をインプットするための時間にすることにしました。
結論から言うと、個人的にはこれが大ヒット!僕には、スキマ時間を活用するためのツールとして一番合っていると感じています。
Audibleのおすすめポイント
Audibleのオススメポイントは次の通りです。
- 朗読が聴きやすい
Audibleは、プロのナレーターが朗読しているため、とても聴きやすく頭に入ってきやすいです。
ただ、やっぱり声は人それぞれ。合う合わないはありますので、聴いてみたかった本の声が好みじゃないということはあります。 - 再生速度の調整を活用することで時短になる
Audibleでは、0.5倍~3.5倍まで再生速度の調整が可能です。元々の朗読は比較的ゆっくりなので、1.5倍速でも十分内容を理解できます。そのため、長い本でも効率的に内容を聴くことができます。
僕自身、この利点を生かして、以前から気になっていた『サピエンス全史』を聴きました。元々分量のある本なので聴き終わるまで時間は掛かりましたが、Audibleがなければ読むことはなかっただろうなと感じています(笑)
Audibleの注意点
- 料金がやや高い
Audibleの聴き放題プランは月額1500円(税込)です。
個人的には、毎月2冊本を購入したと思えば、決して高くはない料金と感じています。それでも金銭的な負担を抑えたいという方は、まずはすぐ後で述べるKindle+Alexaを利用する方法も検討してみてください。 - 人気作品は聴き放題の対象外
書店で平積みされているような話題の新刊などは聴き放題料金の対象外となっていることがあります。
例えば、ママが別の記事で紹介した『Think clearly』は、本日現在、聴き放題の対象外となっているため、Audibleの会員でも2450円(通常価格の30%OFF)で購入する必要があります。
以上の通り、個人的におすすめのAudibleですが、注意すべき点もありますので、興味を持たれた方は、まずは公式サイトから自分が読みたい本が聴き放題の対象になっているか、確認してみてください。
ちなみに、電子書籍の読み上げについては、Kindle+Alexaを利用するという方法もあります(具体的なやり方は、こちらのブログなどで詳しく紹介されています)。
僕もこの方法も試してみたのですが、個人的には、イントネーションなどが独特な機械的な読み上げに違和感を感じてしまったため、Audibleを利用しています。
とはいえ、Audibleを利用すると毎月一定額の利用料金が発生しますので、まずはこちらの方法を試してみることをオススメします。
②お昼休み:Kindle+紙の書籍
お昼休みの時間は、Kindle+紙の書籍で読書をしています。
Kindleで軽めの読書
僕はお昼ご飯に弁当を持参していますので、まずお弁当を食べながらKindleを読んでいます。休憩時間ですので、ビジネス関係の新書やノウハウ本だったり、子育てに関する本だったり、軽めの本を読むことが多いです。
ただ、スマホを手にすると、どうしてもSNSだったり、ニュースだったり、今だとブログ関連の情報に気を取られ、Kindleにまで至らないことも…ここでもスマホの魔力はすごいなと感じます。
紙の書籍でガッツリ勉強
お昼ご飯が終わった後は、平日では唯一まとまって自分の好きな勉強ができる時間。その時々で関心のある分野の本を読んで勉強しています。
今はキャリアコンサルタントの国家試験が11月に控えているため、その勉強に時間を割いていますが、厚めのビジネス書だったり(最近では、リンダ・グラットン氏の『LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略』など)、ある分野に関する本(最近では会計に関する本やコーチングに関する本など)を読む時間に充てています。
一日30分取れるか取れないかという程度ではありますが、1週間で換算すると約150分。仕事と家事・育児に忙しい子育て世帯の僕にとっては貴重な時間だと感じています。
総務省の発表している『令和3年社会生活基本調査』(HP)によれば、普段仕事をしている人が学習・自己啓発・訓練に充てている時間の平均は、わずか6分であったとのことです。
僕自身は勉強すること自体が楽しいと感じているので、実際に役に立つかという観点にとらわれずにいろんな分野の本を読んでいますが、こうした日々の蓄積が他のビジネスパーソンとの差別化につながるのかもしれませんね。
③仕事の後・お休みの日:紙の書籍、時々Audible
仕事が終わった後とお休みの日は、やらないといけない家事があったり、ちーたらと遊んだりで、読書の時間がほとんどとれないのが実態です。
それでも、ちーたらが1人で遊んでくれているときや、ちーたらが寝た後の夫婦の時間などに、ソファーに寝ころびながら本を手に取ることも。
そんなときは、リビングに置いてある読みかけの本やちょっと緩い本を読んでいます。僕の場合は、小説だったり、趣味の旅行・料理・お酒に関する本を手に取ることが多いです。
ちなみに、今のリビングの本棚はこんな感じです。少し雑然としていますね(笑)
また、トイレの棚にも小説など軽めの本を置いているので、用を足すときや、ちょっと一人になりたいときなど、トイレにこもって本を読むこともあります。
家事・育児の時間にAudibleはアリかナシか?
Audibleを利用されている方の中には、家事・育児の時間にもAudibleを聴いているという方もいらっしゃるのではと思います。
僕も、Audibleを利用し始めた頃は、家事の時間を有効活用しようと考え、夕ご飯の準備をしている時間にAudibleを聴こうとしたことがありました。
でも、
- 仕事が終わり家に帰ってからは、ママやちーたらとの会話を楽しみたい
- Audibleを聴いているときに作業をしていたり、話し掛けられたりすると、集中できずに結局聴き直すことになる
- メモが取れない
ことから、断念しました。
洗濯物を干すときなど一人で作業をする時間は、Audibleを聴くこともありますが、基本的には家にいる時間はリラックスタイムにしようかなと考えているところです。
この辺りの考え方は、人それぞれだと思いますし、流して聴くだけでもいいという方もいらっしゃると思います。そういう方にはAudibleはとってもいいツールですので、家事・育児の時間もインプット時間として活用したいという方は、是非Audibleも試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、今回は、僕の読書法についてご紹介しました。
SNSなどを見ると、世の中にはもっと多くの本を読まれている方もいるので、いつもすごいなと感心しながら見ています。
でも、仕事や家事・育児に忙しい中、読書を始めとするインプットに割くことができる時間の量は人それぞれです。そもそも、精神科医の樺沢紫苑さんの『学び効率が最大化するインプット大全』によれば、「2週間で3回以上使わないと長期記憶として定着しない」という研究結果もあるそうなので、必ずしも読む量にこだわる必要はないと感じています。
僕自身、これからも自分のペースで読書をしつつ、特にこれはと思った本については、このブログやSNSを通じて発信していけたらと思っています。
今回の記事が新しい知識のインプットの方法に悩まれている方の参考になれば嬉しいです!
僕たち自身のこと、今までの読書記録については、こちらの記事もご覧ください!
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