おはようございます!ちーたらのママです。先日ちーたらは4歳の誕生日を迎えました!
日々試行錯誤を繰り返しながら、あっという間の4年間でしたが、その間やってきてよかったなと思うことや、今後気を付けていきたいなというポイントをまとめましたのでご紹介したいと思います。
4年間大事にしてきたこと
ちーたらが生まれてからの4年間、大事にしてきたことをリスト化すると以下のような感じです。ここに書かれていることを、私たち夫婦は育児の柱として大事にしています。
みなさんのご家庭には、どんなルールがあるでしょうか?「普段の接している様子をみてわかっているはず」と思っていても、意外と伝わっていないこともあります。もしパートナーの育児にモヤモヤする点があるなら、一度こうしてリスト化してみてはいかがでしょうか。
①生活のリズムを守る
②テレビの時間を可能な限り少なくする
③パパ・ママ二人だけの時間を持つ
④一人の人間として接する
⑤いろんなことを体験させる、実物に触れる
⑥しつけ・礼儀・マナーについて教える
⑦おもちゃを増やさない(買うのは誕生日などのイベント時のみ、1個買ったら1個処分する)
⑧性についてきちんと教える(見せない、さわらない、さわらせない)
以下、①~④の点について、詳しく振り返ってみたいと思います。
①生活のリズムを守る
これは以前、ご紹介した『フランスの子どもは夜泣きしない』に書かれていることで、ちーたらが生まれたその日から特に意識して実践してきました。
赤ちゃんの頃は1日の授乳時間やお風呂の時間、現在は朝起きてから食事の時間、寝る時間といった具合に毎日決まったリズムで生活することを心掛けています。もちろん体調不良や外出時など、すべてが思う通りにいくわけではありませんが、基本的な生活のリズムを守ることで、ちーたらの安心感にもつながっているように思いますし、私たち親自身もゆとりを持って過ごすことができているように感じています。
特によかったと感じているのは食事に関してです。我が家では、おやつも含めて食事のタイミングが決まっているため、お腹が空いたからといって駄々をこねておやつを欲しがったり、だらだらと食べたりすることがありません。これは栄養の偏りや虫歯など健康管理の観点でも大切なポイントであると考えています。
②テレビの時間を可能な限り少なくする
育児をしながら家事をこなすなかで、ついつい頼ってしまいたくなるのがテレビやDVDではないでしょうか。子どもが好きな番組であれば集中してみてくれますし、その間に家事などができればストレスも減りますよね。
しかし、我が家ではテレビは朝の15分だけ、一緒に歯磨きをしながらということにしています。休日にはたまに映画などをみることもありますが、この時もちーたら一人で見るのではなく、家族全員でみるということを意識しています。ちなみにちーたらはまだYouTubeを見たことがありません。
少し厳しすぎるのでは?という意見もあるかもしれませんが、これは私自身の経験からテレビ以外に楽しめることを見つけたほうがよいと感じているというのが大きな理由です。
私は特にテレビの視聴時間について制限されることもなく、自分の部屋ができたタイミングで親が自分用のテレビを買ってくれて、ラッキー!と思っていたのですが、遅い時間までテレビを見てしまったり、目的もなくついダラダラとテレビを見てしまったりと、貴重な時間を無駄にしてしまったと後悔しています。またそうしてテレビを見ている間は常に受け身なので、自ら考えることが少なく、テレビの情報に流されてしまったり、集中力が低く、少しのことでイライラするような状態が長年続いていたように感じています。
社会人になり、意識してテレビと距離を置くようになってからは、集中力や気分は改善しましたが、こうした自身の経験から、ちーたらが同じような思いをしないよう、テレビ=時間つぶしの道具ではなく、みんなで楽しむツールであることを認識してもらい、またテレビ以外に楽しめることを一緒に探したいなと感じているところです。
テレビだけでなく、スマホについても以前パパが紹介した『スマホ脳』にて、子どもへの悪影響が懸念されていますので、私たち親がしっかりコントロールする必要があるのではないかと考えています。
③パパ・ママ二人だけの時間を持つ
子どもが生まれると、「夫婦」から「パパ・ママ」という役割に変わり、夫婦同士でもお互いを「パパ・ママ」として接することも増えてしまうのではないかと思います。
しかしながら、親子での関係と夫婦としての関係は意識して線引きしたほうがよいというのが個人的な考えです。そして夫婦としての関係を維持するためにも、パパ・ママ二人だけの時間を持つことが重要であると思っています。
我が家ではちーたらが寝たあとや、たまに夫婦でランチ時間にデートをすることで夫婦二人の時間を確保するよう心掛けています。普段子どもがいる前では、自分の現状(悩みなど)などを話すことは難しいと思いますが、放っておくと、悩みが大きくなり、心身ともに支障をきたす可能性があります。
日頃から夫婦二人の時間を意識して設けておけば、何かあったときにすぐに相談したり、話を聞いてもらうことができますし、大人同士の会話でリフレッシュできるということもあります。
④一人の人間として接する
良い子に育ってほしいとの思いから、ついついあれこれ口出ししたり、手助けしたくなってしまいますが、子どもは私たち親とは別の人格であり、親の言うことを必ずきくべき存在でもありません。このため、ちーたらを一人の人間として尊重するということを日々心掛けています。
具体的には、何かあったらまずは話を聞く。例えば、私たち親から見たら理解できなかったり、腹が立つようなことであっても、子どもなりの言い分があると考えます。そこで「なんでそんなことしたの!」と怒ってしまうと、子どもとのやり取りができませんし、場合によっては信頼関係が崩れてしまうということにもなりかねません。
過去に、私もその場でカチンときて怒ってしまったことがあるのですが、ちーたらも完全に敵対モードで、会話もできず、不穏な空気のままその日を過ごしたという経験があります。
そんなとき、一呼吸おいて「どうしたかったの?」「どんな気持ちだったの?」と聞くことで、子どもも自分の状況を整理することができます。語彙が少ない時期は、うまく感情表現ができず、かえって混乱してしまうということもありましたが、今は自分の状況を整理するのが上手くなったと感じています。
また自分の気持ちを整理するくせがついたからなのか、嫌なことがあっても、自分で客観的に状況を見つめ、気付いたら立ち直っているという場面を見かけることも増えてきました。
こうしてまずはちーたらの話を聞くことを意識していますが、私たちにとってそれがネガティブなことであった場合には、私たちの感情についてもきちんと伝えるようにしています(例:「ちーたらはこう思ったんだね。ママは~されて嫌だったから次からはこうしてくれると嬉しいな」)こうすることで、相手の気持ちを理解するということにも繋がるのではないかと考えています。
ちーたらの現状
先ほどのリストに書かれていることを実践してきて、ちーたらはこんな風に育っています。
①体調不良になることがほとんどなく、保育園の呼び出しもこの3年半で2回程度
②集中力が高く、本が好き
③自己肯定感が高い
④自分のおもちゃや家にあるもので工夫して遊ぶ力が身についている
リストに書かれていることとの因果関係はわかりませんが、「育てたように育つ」と言われるように、日々実践してきたことの積み重ねで今のちーたらがあると考えていますので、今後も我が家のルールを大事にしながら、チーム育児を実践していきたいと思っています。
これから気を付けていきたいこと
ここまでの振り返りを通して、順調な4年間であったかのように思いますが、一方でこれから気を付けていきたいと考えていることがあります。それはちーたらの感度が高くなりすぎているのではないか、ということです。
先ほどご紹介したように、ちーたらと一人の人間として接することを日々心掛けていますが、そのことによって私たち親の状況にも感度が高くなっているように感じています。
たとえば、ちょっとした表情の変化を読み取って、「どうして怒ってるの?」と聞かれたり、ちょっと元気がないなと思って寝る前に話をきくと「~な状態であるのが嫌だった」など。
こうした様子を見て、私たち親も人間である以上、気分の波というものもありますが、それによって子どもに気を遣わせるようなことはしてはいけないと感じているところです。親の顔色を伺いながら、自分の感情を抑えて生活するようなことになってほしくありません。
この悩みに対して、これという解決策はないのですが、「今○○という気分だから、そっとしておいてくれる?」など、”察してよ”ではなく、言語化するということを意識できるとよいのかもしれません。親子であっても別の人格ですから、阿吽の呼吸というものはありません。
こうして親自身が日々言語化することを意識することで、家族全員がオープンでフラットなコミュニケーションがとれるようになると良いのかなと考えているところです。
まとめ
今日はちーたらの4年間の育児を振り返ってをご紹介しました。子育てに正解はありませんし、私たちも日々手探りで育児に奮闘しています。
毎日目の前の子どもに対応するだけでも大変かもしれませんが、長期的にみて今やっていることが子どもの将来にどんな影響があるのか、を考えながら日々接することも私たち親の大事な役割ではないかと考えています。そうした点からも定期的に子育てについて振り返ることが重要ではないでしょうか。
今日の記事がみなさんの振り返りのご参考になれば幸いです!では、また来週♪
私たち自身のこと、私たちの実践しているチーム育児のことについては、こちらの記事もご覧ください!
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