こんにちは!ちーたらのパパです。
先日ママが新年の抱負についての記事を投稿しましたが(詳しくはこちら)、僕もママと同じく、毎年年始に新年の抱負を手帳に書いています。
僕自身は、主に仕事・生活・お金のテーマに関して、それぞれ目標を書いているのですが、お金のことに関して、数年前から、
自分の好きなモノ・コトにお金を使う
ということを目標の一つに掲げています。
この点に関して、今年は、”手帳ライフコーディネーター”という肩書で活動されている青木千草さんの『CITTA式 未来を予約する手帳術』を読んだことをきっかけに、”ワクワクリスト”というものを作ってみました。
この本自体は、以前からママのお気に入りの1冊で、いつもリビングの本棚に置いてありましたし、ママからも”ワクワクリスト”の話は聞いていたのですが、中身を読んだのは今年が初めて。
いざ読んでみると、自分がやりたいこと・好きなことを見つける、忙しい日々の中で時間をコントロールするためにとても良い方法だと思いましたので、今回、紹介したいと思います。
- 自分が何をやりたいのかわからなくなっている方
- 忙しい日々の中で、自分がやりたいことに時間を割けない方
の参考になれば嬉しいです!
”ワクワクリスト”とは
『CITTA式 未来を予約する手帳術』では、”ワクワクリスト”について、
自分という存在がどのようなことを好ましいと感じ、心地よい状態になるのかを見える化したもの
引用元:『CITTA 式 未来を予約する手帳術』より引用
と紹介されています。
要するに、自分が本当に好きなこと・やりたいことをリスト化したものです。
ちなみに、『CITTA式 未来を予約する手帳術』には、巻末にワクワクリストのサンプルが掲載されていますので、ご興味のある方は、一度、手に取ってみてください。
ワクワクリストの作り方
見つけ方
本書では、このワクワクリストを作成するための手順について、
- STEP1 なぜ、それがしたいのか?
- STEP2 どうやって?
- STEP3 本当に?
という3つの質問をすると述べられています。
このうち、特に「STEP3 本当に?」という質問は、とても重要な視点だと感じています。
というのも、別の記事でも述べたのですが、僕個人としては、キャリアコンサルタント養成講座を受講する中で自分がどういう人間だったか見失ったように感じる場面がありました。
振り返ってみると、以前の僕は、自分の親や周りの友人が良いと言ったものや好きなものを、自分も好きだと思ったり(時にはそう思い込もうとしたり)、常に周りの人の評価を気にしている部分があったと感じています。
この本にも、「STEP3 本当に?」という質問に関して、
自分が書いたワクワクリストなのに、たまに「嘘をついている」ことがあるからです。
自分では気が付きにくいのですが、人に認められたいから、というような「他者評価」の視点で書いていることがあります。
引用元:『CITTA 式 未来を予約する手帳術』
との記載があり、まさにその通りだと感じました。
「他者評価」を基準にしている場合、本書でもなかなか行動が伴わないと指摘されているように、やりたいと思っていたことを実現しても達成感を感じられなかったり、実現した時点で燃え尽きてしまったりということになってしまいかねません。
僕自身、大学入試や就活に関して、似たような経験をしました。
大学入試に関して言えば、いわゆる良い大学=偏差値の高い大学に入ることそれ自体が目標になってしまっていたため、いざ志望する大学に入ることができても、やりたいことが見つからずに、ただ漫然と過ごしてしまったという経験があります。
他方で、キャリアコンサルタント養成講座で出会った人は、自分がやりたいこと・好きなことが先にあって、そこから自分の進路を決めてきたという話をされていて、とても衝撃を覚えました。
今、一人の社会人として仕事をするようになり、いろいろな人と一緒に仕事をしたりお話を聞いたりする中で、やはりこういう自分の軸がある人、自分の興味・価値観が明確である人は強いなと感じます。
こうした経験を踏まえ、今回、ワクワクリストを作るにあたっては、できる限り「他者評価」という視点を排除して、本当に自分がやりたいことに絞ってみました。
書き方
また、『CITTA式 未来を予約する手帳術』では、ワクワクリストの書き方について、「『〇〇する』『〇〇になる』という言い切り、断定形で書くこと」が推奨されています。
僕自身は、この点について何か明確な考えを持っているわけではありませんが、確かに、「〇〇したい」「〇〇になりたい」というような願望の形で書くと、自分のやりたいことのはずなのにどこか他人任せのような印象を受けてしまいますね。
自分の好きなことを明確にすることそれ自体も意味のあることだと思いますが、「主体的な意識」を持って、ワクワクリストの実現を引き寄せるという意味でも、まずは著者の推奨する通り断定形で書くことから始めるのが良いと考えています。
ワクワクリストをやってみて感じる効果
年始からワクワクリストを作り始めて、本日現在、89個のワクワクリストを作ることができました!
本書では、煩悩の数とされる108個のワクワクリストを作ることが提唱されているのですが、自分が本当にやりたいことはなかなか思いつかないものですね。
以下、実際にワクワクリストを作ってみて感じたメリットについて、ご紹介したいと思います。
自分の好きなことに意識を集中することで小さな幸せを感じられる
ワクワクリストは、「自分という存在がどのようなことを好ましいと感じ、心地よい状態になるのかを見える化したもの」と定義されているように、ワクワクリストを作ることで、自分が好きなものを見える化することができます。
そして、その結果、忙しい日々の暮らしの中でも、自分が好きなものに意識を集中することができ、ちょとした幸せを感じることができていると感じています。
例えば、僕たち夫婦は、2人ともお酒が大好き。ちーたらやおもちちゃんが生まれる前は、よく2人で飲み歩いたり、お酒関連のイベントに参加していました。
そこで、ワクワクリストにも「日本酒のイベントに参加する」と書きました。
そうしたところ、早速、「近江の地酒電車2023運行」という楽しそうなイベントのニュースが目に入ってきました(くわしくはこちら)!
まだおもちちゃんが生まれたばかりですし、そもそも関西のイベントなので、参加することができるわけではないのですが、こんなイベントがあるんだと知ることができただけでちょっとワクワクしました。
ほんの些細なことではあるのですが、こんな風に自分の好きなものに囲まれていたり、自分の好きなことに関する情報に触れることで、日々の生活に彩りを加えることができるんだと実感した出来事でした。
インターネットやSNSなど、たくさんの情報にあふれている現代では、意識しないと、企業やインフルエンサーなど他人が良いと評価するモノ・コトを追い求める生活になってしまいがちです。
そうした中で、「自分が好きかどうか・良いと思うかどうか」という自分基準で、モノや情報を取捨選択していくことは重要だと感じています。
そのためのツールとして、ワクワクリストは役に立つ方法の一つになると思います。
自分自身の人生をコントロールできている感覚が得られる
別の記事で紹介しましたが、僕は、今年から、「早起きして、毎朝、運動とブログや勉強の時間を作る」という習慣を身に付けようと奮闘しています。
この習慣により日々規則正しい生活を送ることができていることと、ワクワクリストで自分の好きなことを見える化したことで、今、自分自身の人生をコントロールできている、自分の人生を生きているという感覚が得られているように感じています。
朝活の習慣を始める前は、毎日、仕事や子育てに追われ、ほとんど自分1人の時間を持つことができていませんでした。
それでも、「子育て中はそんなものだから仕方ない」とある意味諦めの気持ちで、日々の生活を送っていました。
でも、ワクワクリストで自分の好きなことを見える化した上で、毎日朝の時間に少しの時間だけでも、自分のやりたいことに時間を割くようになり、充実感を感じながら、日々の生活を送ることができています。
また、小さい子どもがいるご家庭の場合、どこも朝はとっても忙しく本当に時間がないですよね。そのため、子どもの準備が進まないことにいら立ち、つい怒鳴ってしまうということになりがちだと思います。
我が家も同じようなものですが、朝活を始め、子どもたちが起きてくる前に自分だけの時間を取るようにしたことで、忙しい朝の時間も、以前よりはゆとりを持ってちーたらと接することができています。
この点も、朝活の習慣の大きなメリットの一つだと感じています。
こうした朝活の習慣とワクワクリストのおかげで、最近では、ちーたらを中心に回っていた生活から、自分中心の生活に少しずつシフトすることができているように感じています。
ちょっと大げさかもしれませんが、自分の人生・時間をコントロールすることができているという感覚を持つことができています。
特に子どもが小さいうちは、子ども中心の生活を送ることにならざるを得ない部分はありますし、それはそれでとても尊いことだと考えています。僕自身、子どもとの時間を大切にしたいという気持ちに変わりはありません。
それでも、子どもはいつまでも親のそばにいてくれるわけではないということを考えると、子どもが巣立った時に喪失感を感じたり、子離れができないなんていう事態を避けるためにも、親自身も、自分の人生を尊重することが大事だと感じています。
これからも、朝活の習慣とワクワクリストを使って、充実した毎日を送っていきたいと思います!
まとめ
以上、『CITTA式 未来を予約する手帳術』で紹介されているワクワクリストについて、ご紹介しました。
今回紹介したのは『CITTA式 未来を予約する手帳術』のほんの一部です。本書では、ワクワクリストを始めとする手帳の使い方やそれによって自分の願いを叶える方法、(著者がヨガ教室を経営されていることから)ヨガの考え方について、もっと詳しく紹介されています。
個人的には、自分の願いを叶えるために、「手帳時間=自分の時間を死守する」など、参考になる考え方がいくつもありました。
今回の記事を読んで興味を持たれた方は、是非一度手に取ってみてください!
僕たち自身のこと、僕たちの実践しているチーム育児のことについては、こちらの記事もご覧ください!
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