おはようございます!ちーたらのママです。
GWも終わり、日常生活のバタバタに疲れが出始めてる方もいるのではないでしょうか。
今回から3回にわけて、子育てに悩んだときに読んでてよかった!参考になった!と思った本を3冊紹介したいと思います。今日は第1弾です!
オススメ①『フランスの子どもは夜泣きをしない』
まず1冊目は『フランスの子どもは夜泣きをしない』(パメラ・ドラッカーマン 著)
出産前ふと立ち寄った本屋でタイトルに惹かれて購入。
出産後に実践して良かったと思ったことが多く、今でもたまに読み返す本の一つです。
この本を読んで、我が家で取り入れたことをご紹介します。
授乳の時間、ごはん、おやつの時間を決める。ダラダラ食べない
赤ちゃんは生後3か月から6か月の間に朝までぐっすり眠ることができるようになるそうです。
そのために寝ることを学んでいるにもかかわらず、あれこれ手出しをしてしまうと、かえって眠り方を学ぶのを邪魔してしまう、ということ。
また空腹についても、大人が夜おなかが空いても食事をしない方がいいように、赤ちゃんも夜起こして授乳などをする必要はないということ。そのために、やることとして3点を挙げています。
①生後2か月ごろから、赤ちゃんは決まった時間に食事をさせる
②赤ちゃんの食事は少量を複数回ではなく、回数を決めて1回の量を増やす
③赤ちゃんに家族のリズムに合わせてもらう
赤ちゃんが泣いたら授乳をする、と聞いていた私はかなり戸惑いましたが、生後2か月ごろから実践してみました。最初は半信半疑でしたが、実際やってみると、ちーたらの中にもリズムができてきたようで、生後3~4か月で朝まで眠るくせがついたように思います。そのおかげで夜泣きでつらい、と感じる時期もほぼありませんでした。
また、小さいころから食事のリズムを作っておいたことで、ダラダラ食べるということがなく、食事は3回のご飯+おやつ1回=4回というのが身についているようです。このため食事以外の時間に何かを食べたいやおやつを買ってとねだられたこともありません。
大人はつい出先で買い食いなどしたくなってしまいがちですが(笑)、私たちも食事のリズムを整えたことで暴飲暴食がなくなり、体調が良くなったように思います。
長い目で子どもの味覚を育てる
子どもは味がわからない、としていかにも子どもが好き(と思われているような)なキッズメニューやスナック菓子などを与えるのではなく、幼いころから食材本物の味を教えて少しずつ味覚を育てていく、というもの。
そして食事をかんしゃくをおこしたときになだめる手段として利用するのではなく(例:だだをこねたからおやつをあげるなど)、新しい食材との出会いを教え、楽しむ存在として教えていくというものです。
これは私自身が親から「子どもに味がわからない、なんてことはない」と教わり、小さいころから親と同じ食事メニューを食べていたこともあり(出先でもキッズプレート、お子様ランチなどは食べなかった)、なんとなくそうかな、と感じているところでもあったので、実践しやすかったです。
我が家では外食の際、キッズメニューを頼むのは大人と同じ食べ物の子どもサイズである場合だけで、ちーたらも基本的には大人と同じものを食べています。また、あまりチェーン店などは利用せず、私たちが美味しいと思うものを食べ、1回1回の食事を大事にすることも意識しています。
味覚が育ってくれているのか、自分が子どもの頃は絶対食べなかったようなメニュー(酢豚など)だったり、ちょっと大人向けかなと思うようなメニューもパクパク食べてくれています。
大人の時間を大切にする
この本によると、フランスでは夫婦の時間を特別なものではなく、当たり前の権利として考えているそうです。親にも楽しみがあり、それを子どもにも理解させることで、子どもに世界の中心が自分ではないことを学んでもらうというのです。
最初はそんなものなのかな、と思っていましたが、ちーたら出産後、たしかに生活の中心がちーたらになり、私たち夫婦の関係も夫婦→パパ・ママに変わっていくのを少しずつ肌で感じていました。
そこで、ちーたらの生活リズムがつかめるようになってきてからは、ちーたらの就寝後、夫婦の時間を持つことを意識してきました。こうした時間があることで、パパ・ママとしての会話ではなく、夫婦としてそれぞれのことを話す時間もでき、大好きなお酒を飲んで話したり、好きな番組を見てリラックスしたり、と日々のエネルギーをチャージする時間にもなっているかなと思います。
またこの本によると、英米圏では女友達が集まると、必ずパートナーの愚痴が出るのに対し、フランスではあまりこの手の話は聞かれないそうです。こうして相手のミスや欠点についてくどくど責めないことで、パートナーもやる気を失わず、好循環を生むのだと書かれていました。
この対応には個人差もあるかと思いますが、人前でパートナーの愚痴を言わないというのは私も賛成です。
夫婦を一つのチームだと考えた場合、メンバーの悪口を言えば、それが巡り巡ってメンバーの耳に入り、チームの関係性が悪くなる、というのは想像に難くないことだと思います。同じように、夫婦であっても相手の愚痴を言えば、それが思わぬ形で相手の耳に入り、不快な思いをさせる、場合によっては夫婦間の溝を作ってしまうことにもなりかねないと思うのです。
嫌なことがあった場合は、その場で簡潔に伝え、くどくど言わない。基本は感謝の姿勢で相手に接する、これが夫婦が心地よい関係でいるために大切なことではないかと私は考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今日は子育てのオススメ本第1弾として『フランスの子どもは夜泣きしない』をご紹介しました。
本に書かれていることが全てではありませんし、人によって合う/合わないがあると思いますが、興味を持たれた方は一度本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
次回は第2弾をご紹介します!
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