ちーたらん家が影響を受けた子育て本②

モンテッソーリ教育 チーム育児

おはようございます!ちーたらのママです。

今日は前回に引き続き、子育てに悩んだときに読んでてよかった!参考になった!と思った本の紹介第2弾です!

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オススメ②『0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!』

2冊目は『0~3歳までのモンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!』(藤崎達宏著)

ちーたらが2歳を過ぎて、できることが増えてきた一方で、今どんな成長のサイクルにいるのか、これからの成長のサイクルを伸ばしていくために、何をしておいたらいいのかを知りたいと思い購入しました。

この本を読んで「なるほど!」と思ったことがたくさんあったのと、もっと早い段階で読んでおけばよかった!と感じたことがあったのでご紹介したいと思います。

モンテッソーリ教育とは?

フェイスブック(現Meta)やGoogleの創業者、日本では将棋界の藤井聡太竜王など、各界でめざましい活躍をしている人たちが受けていたということで注目を浴びているモンテッソーリ教育。

そもそもモンテッソーリ教育とは何なのでしょうか?

モンテッソーリ教育は、イタリア初の女性医師、マリア・モンテッソーリが医学・生物学・心理学といった幅広い学問をベースに提唱した教育です。
それまでの社会では「子どもは何もできない存在であり、親や教師の言う通りにしていればよい」というのが定説であったのに対し、「子どもはすべてのことができるように生まれてくる。できないことがあるとすれば物理的に不可能な環境にあるか、どうすればよいかわからないだけである」との考えに基づいている点が特徴です。

これまで、モンテッソーリ教育のことは言葉として知っていたものの、そうした学術的な知識がベースになった、子どもの可能性を尊重する教育であることを知り、我が家でも実践したい!と考えました。

子どもの発達の四段階

マリア・モンテッソーリは0~24歳までを次の4つの期間にわける「子どもの発達の四段階」を提唱しています。

  • ①乳幼児期(0~6歳)
  • ②児童期(6~12歳)
  • ③思春期(12~18歳)
  • ④青年期(18~24歳)

その中でも特に大事なのが①乳幼児期(0~6歳)。この期間にその後の人生を生きていくのに必要な80%の能力が備わる、1番大切な時期であるとしています。

さらに乳幼児期の中でも記憶の仕方には大きな違いがあり、0~3歳の間(前期)には「無意識的記憶」により覚える努力や意思の力なしにすべてを素早くとらえ永久的なものとして記憶する力を持っているのに対し、3~6歳の後期になると徐々に大人と同じような「意識的記憶」に移行していくのだそうです。

この「無意識的記憶」によりその後の人生を生きていくための土台ができる、ということであれば、0~3歳という時期が子どもの人生にとっていかに重要なのか、なんとなく理解できるような気がしてきました。

よかれと思ってした行動が子どもの成長を妨げる

モンテッソーリ教育では子どもの成長サイクルを重視しており、このサイクルがうまくまわることで、本来持つ力をぐんぐん伸ばしていけるとのこと。

にもかかわらず、親が「危ないから」「飽きているだろうし別のことをやらせよう」「たぶんできないからやってあげよう」などなど、良かれと思って子どものためにしてあげる行動が、かえってその成長サイクルを妨げることになると紹介されています。

そうして、成長サイクルがうまくまわらないことによって、自分で選べない、自己肯定感の低い、指示待ちの子どもになってしまうというのです。

自分の子どもには自律的であってほしい。そう考えながら子育てをしている私たちにとって、この成長サイクルを促すための親としての関わりを身に付けておくことは非常に重要であると感じました。

ちーたらん家で実践していること

本書の影響を受けてちーたらん家で実践していること(たまたま実践していたことも含みます)、以前から実践していて本書で紹介されていたことは以下の通りです。

<やっていたこと>

■家でも外でも同じおむつシート

赤ちゃんのいつも同じ場所・同じ手順で行われているという秩序を保つために重要である。

■授乳中はTV/スマホオフ

人間関係基礎が築かれる場であるため、母親が落ち着き、授乳に集中する必要がある。

■普段よりも高めの声で話す

「ゆっくり、やや高め、抑揚たっぷり」の話し方が母語の音素の吸収を助ける。

地声が低いので、研修・採用などの場面で暗い印象を与えないよう、普段から高い声で話すことを意識していたのが活かされた瞬間でした(笑)

■ベビーカーは使わず、一緒に歩く

人間は手を使うことで脳が発達したと言われていますが、手指を自由に使えるようにするためにはしっかりとした体幹が必要であり、その体幹を育てるためには歩くことが必要である。

つまり、頭をよくするためには、たくさん歩かせることが1番重要ということです。

そして子どもには「一人で歩けていることが嬉しくて仕方がない」「歩くために歩く」という運動の敏感期(6歳ごろまで)があり、この時期を過ぎてしまうと歩かない、すぐに疲れたという子どもになってしまう、とも書かれていました。

私自身あまりベビーカーが好きではなく、抱っこ紐を愛用していたこと、そしてちーたらが自分で歩けるようになった1歳過ぎ頃からは、歩けるのに抱っこして移動するのもなんだか変な気がして、基本的に一緒に歩くようにしていたのですが、歩くというのがそんなに大事なことだったとは…!

たしかに3歳になった今、ちーたらに出先で抱っこをねだられることはまずありませんし、動物園などの広い園内を何往復もして私たち親のほうが付いていくのに必死…なんてこともよくあります(笑)先日の旅行の際も2時間のバードウォッチングを余裕で乗り切れたのは、これまでの積み重があったからなんだなとつくづく感じました。

<取り入れたこと>

■我が子の秩序・習慣・場所へのこだわりを大事にする

2歳を過ぎた頃から「秩序の敏感期」が訪れ、秩序・習慣・場所へのこだわりがうまれるというもの。これを「今日は急いでいるから」など親の言い分で無視してしまうと、それが乱れたことにより手が付けられないような状態になってしまうということ。

これを知ってからは、親の事情で急かさない、習慣になっていることを一度やっていいよと言ったら、自分のやりかたでやることを尊重する(途中で勝手にやり方を変えたり、口を挟んだりしない)ことを意識するようになりました。

おかげでちーたらの毎日はたくさんの習慣・こだわりであふれています(笑)

■トイレトレーニングは自分で選択・1日1回から

それまでは自然に外れる日がくるかなとかなり楽観的に捉えていたのですが、「今日はおむつとパンツどっちにする?」うまくいかない日が続いたらちょっとお休みといった方法を取り入れることで、トイレでのトレーニングを本格的に始めてから、3~4か月ほどで一人でトイレに行くようになりました。

■お弁当は自分で食べられるようにつくる

一人でフタを開けて、一人で食べ、片付けができるよう、お弁当箱はアルミのものにし、一人で食べられることを意識して詰めています。自分だけのお弁当箱もこだわりの一つになっており、ないと必ず「ちーたらのは?」と怒られます(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。今日はオススメ本第2弾をご紹介しました。

誰しもが気になるであろう、我が子の成長に関することが実践例も交えてわかりやすく紹介されており、ためになる1冊でした。

ちなみに3~6歳版も発売されていますので、気になった方はこちらも読んでみてはいかがでしょうか。

次回は第3弾です!お楽しみに!

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