こんばんは!ちーたらのママです。
先日、ちーたらが生まれてからの4年間を振り返りましたが、ちーたらが生まれて特に気を遣うようになったことの一つに【食事】があります。
美味しいものが大好きな私たち夫婦。ちーたらが生まれる前は、好きなものを好きなように食べる生活を送っていましたが、子どもがいるとそういうわけにもいきません。
食事にはその人の価値観が反映される部分もあるかと思いますが、子育てをおこなう上で夫婦で食生活に関するルールを決めておくことも大切であると考えています。
そこで今日は我が家の食事のルールについてご紹介したいと思います。
食事に関するちーたらん家のルール
夫婦2人だと、特に食事に関して決めることもないかと思いますが、ちーたらが生まれてからは食事に対する対応がパパとママで異ならないよう、ルール作りを行ってきました。
①食事の時間を決める(おやつも含む)
②ジュースは家に置かない
③添加物に気を配る・加工食品はなるべく買わない
④食事は楽しく。無理矢理全部食べなくてもOK
以下、①~④の点について、詳しくみていきたいと思います。
①食事の時間を決める
これは前回紹介した、大事にしている【生活のリズムを守る】ともつながるところですが、我が家では決まった時間に食事を取るように心がけています。
おやつについても、つい「小腹減ったな~」なんてつまみたくなることもあるのですが(笑)、ちーたらが「好きなときにおやつを食べてもいいんだ」と思ってしまわないよう、家族でいるときはおやつの時間以外には、私たち親も何も食べないようにしています。そのおかげか、1回1回の食事が美味しいなと感じるようになったような気がします。
また、お菓子を「気分をなだめるための道具として使わない」ということは常に意識していきました。
ちーたらが生まれる前は、泣いている子どもに対しておやつをあげて気分をなだめるというような光景を目にしても特に気にしていませんでしたが、生活のリズムを守り、また子どもの味覚を育てるという観点から《③添加物に気を配る・加工食品はなるべく買わない》ことを意識するようになると、気分をなだめるためにお菓子をあげるというのが不思議なことに思えてきたからです。
子どもからしてみれば、泣けばお菓子がもらえる、またお菓子には様々な添加物が含まれているので、そのたびにそれを口にすることになる。その場しのぎにはなるかもしれませんが、長い目でみて良いことはないと考えています。
ちなみに、以上の点を含め子どもの食事については、以前紹介したパメラ・ドラッカーマンさんの『フランスの子どもは夜泣きをしない』にも詳しく述べられており、私も参考にしています。よろしければ、下記の記事もご覧ください。
②ジュースは家に置かない
子どもの飲み物といえばジュースをイメージしてしまいますが、我が家にはジュースは置いていません。
育児本などでは生後5か月ごろから果汁はOKと言われていますので、当初は、野菜ジュースや果汁100%なら身体にもよさそうだし、あげたほうがよいのかな?なんて考えていましたが、食事に関する下記の書籍を読んで、考え方が変わりました。
この本によると、ジュースなどの飲料には糖質が大量に含まれており、こうした糖質の過剰摂取が体調不良を招くということが書かれていました。200mlの野菜ジュース1本当たり角砂糖3~4個分、100%のオレンジジュースにはなんと角砂糖24個分もの糖質が含まれているのだそうです。
そしてこのような液体の糖質は血糖値を急激に上げるのですが、これを抑えるために膵臓から大量のインスリンが放出され、血糖値が急激に下がると「反応性低血糖」の状態に陥り、疲れやすさ・眠気・不安・動悸・やる気が起きない・めまい・吐き気・頭痛・イライラするなどの症状が出てくるため、この状態から解放されるために糖質が欲しくなる=糖質中毒の状態になってしまう、と書かれています。
かつて私も缶コーヒー(加糖)やエナジー系ドリンク、エネルギー補給型のゼリー飲料などを愛飲していましたが、これらを飲用することで身体の中でこのようなことが起こっているのかと考えると怖くなりました。
そのため、ジュースを飲むと糖質中毒の状態になってしまう⇒ジュースは基本的には飲まなくてもよいものと捉え、ちーたらには普段ジュースを飲ませないようにし、、基本的には家で作ったお茶や水を飲ませるようにしています。
とはいえ、まったくジュースは飲まないというのではなく、外食時の乾杯ドリンクやキャンプなどのイベントの際に1日1回ジュースを飲むのはOKとしています。外出時に公園などでジュースを飲んでいる人を見かけると「なんでジュース飲んでるの?」と聞かれることもありますが、「我が家ではこういうルールにしているんだよ」と伝えるようにしています。
またジュースではなく、果物を食べるようにすることで味覚を育てるということも意識しています。その際も、後に述べる添加物に気を付けるという観点から、缶詰やカットフルーツではなく、生の果物を買ってきて食べるようにしています。
③添加物に気を配る・加工食品はなるべく買わない
毎日の食事づくり、本当に大変ですよね。スーパーやコンビニで手軽な値段でお惣菜が買える今の時代、わざわざ手間暇かけて手作りする必要があるのか、と考えてしまう気持ちもよくわかります。
みなさんは昔ベストセラーとなった『買ってはいけない』という本をご存知でしょうか?
当時私の母も興味半分で購入し、それを読んだ私も子どもながらに食べ物を買うことが怖くなったという記憶があります。ネタのような話ですが、その後5年くらいマクドナルドを食べることができませんでした(笑)
大きくなって家族や友人と外食を楽しむようになると、食べ物を買うことに対する抵抗は徐々になくなっていきましたが、前述の食事に関する本などを読むと、やはり子育てをしていくなかで添加物というものが気になるようになってきました。
確かに安くてそれなりに美味しいけど、この安さの正体ってなんだろう?人工的に作られたものを摂取して、将来の健康に影響がないと本当に言い切れるのか?などなど。
自分1人であれば、そこまで気にならないことだったのかもしれませんが、家族と長く健康で過ごしたい、ちーたらの将来に何らかの健康被害があってはいけないと思うと、可能な限り素材から作る自炊をしたいと考えるようになりました。
食生活に関しては、夫婦それぞれの育ってきた環境が異なることもあり、なかなか擦り合わせることが難しい面もあるかと思いますが、我が家の場合は添加物に関する話をした際、パパにも共感してもらうことができたので、今は主に以下のようなルールとなっています。
①加工品は基本的に買わない
②菓子パンは買わない。パンはパン屋さん(大量生産でないところ)で買う
③添加物の表示をよく見て買う。添加物がなるべく入っていないものを選ぶ
④~のたれやドレッシングは買わずに作る
とはいえ、添加物に過剰になりすぎては食べること自体を楽しめなくなる可能性があります。我が家でも上のようなルールは設けていますが、あまり過敏になりすぎず、時には外食に行ったり、休みの日には買ってきたおやつを家族みんなで食べて楽しむなどしてバランスを取っています。
④食事は楽しく。無理矢理全部食べなくてもOK
子どもの食事で悩ましいポイントの一つが「作ったものを食べてくれないこと」ではないでしょうか。自身の子ども時代を振り返っても、せっかく作ってくれた料理に対して「今日はこれか」とテンションが下がったり、残して捨ててしまった記憶があります。
自分にもそんなときがあったにもかかわらず、「せっかく作ったんだから」とか「栄養バランスが崩れるから」などと親の都合で、子どもに食べることを強制してしまっていると感じることが何度かありました。そうなってしまうと食卓の雰囲気もなんだか暗くなってしまい、楽しいはずの食事が苦痛の時間に・・・。
そんなとき、パパから「無理して全部食べさせなくてもいいんじゃない?」と言われ、最初は反感を抱いたのですが、育児に関する書籍等を読む中で、そうした食事中の雰囲気がさらに食べることから子どもを遠ざけているのだということを知り、考えを改めるようになりました。
今では、作ったものを一口でも食べてくれたらOK(通っている保育園もこのルールを採用しているとのこと)、食事は楽しい雰囲気でとる、ということを大事にしています。
一方で楽しく食事=食事中に何をしてもOKというわけではないので、ちーたらが遊び始めたり、食事に飽きてきたなと感じたら、「ご飯終わりにしてもいいんだよ」とこちらから声を掛けるようにしています。
まとめ
今日は我が家の食事のルールについてご紹介しました。
食事は毎日のことなので、つい無意識にやってしまうこともたくさんあるかと思いますが、日々の積み重ねが家族を作っていくと考えると、家族で食事に関するルールを作っておくことが大切ではないかと思います。
私自身、「毎日のことだから今日は適当に済ませておくか」と軽んじていた時期もありましたが、尊敬している方から「一生のうちの食事の回数は決まっているのだから1回1回を大事にしたい」という話を聞いたときに、食べるということをおろそかにしてはいけないなと強く感じました。
ぜひ今日の記事がみなさんが食生活について考えるお役に立てば幸いです。では、また来週♪
私たち自身のこと、私たちの実践しているチーム育児のことについては、こちらの記事もご覧ください!
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