こんばんは!ちーたらのママです。
今日は、先週に引き続き、子育てに悩んだときに読んでてよかった!参考になった!と思った本の紹介第3弾です!
オススメ③『子どもの気持ちがわかる本』
3冊目は『子どもの気持ちがわかる本 子どももママもハッピーになる子育て』(イザベル・フィリオザ著)
これまで色々な本を読み実践してきました。なんとなくうまくいってそう!と思うこともあれば、ちーたらの気持ちがわからず悩むこともしばしば。そんなときに出会ったのがこの本でした。
この本のオススメポイント
日常生活でよく起こるシチュエーションと、それに対し子どもの心ではどんなことが起こっているのかが話しことばでわかりやすく書かれています。
イラストと一緒に解説されている部分もあるのですが、実際に思い当たるシーンもあり、「そんなふうに感じてたんだ」と思わず涙がでてしまうこともありました。それほど、日常のあるあるが子どもの気持ちとともに描かれています。
本を読んで気づいたこと
①子どもは私たちと同じように物事を見ていない
・その期待は子どもの年齢に対して現実的か?を考える必要がある。
②わがままやダダは子どもにとって複雑すぎる状況に対する子どもの脳の反応である
・子どもの中で何が起こっているのかを知り、適切に対応することが必要。
③子どもがわがままやダダをこねる状況を親が作り出しているかも?
この本を読んで1番ドキッとしたのが、親自身が子どもがわがままを言ったりダダをこねる状況を作り出している可能性があるということです。そしてそんな状況を作らないために大事なのが、
”愛情のタンクを満タンにする”
ということ。そのための3つのポイントが挙げられています。
①言葉で愛情を伝える
②時間を共有する:1日10分でも完全に子どもと向き合い愛情と優しさを注ぐ
③身体の触れ合い:ふれる、なでる、抱く、ほおずりする
これらが満たされてないと、子どもの脳の回路は禁断症状に陥り、怒りを爆発させたり、激しい振舞いをしたりと神経組織に影響がでてしまうというのです。
共働きで毎日忙しいと、ついつい子どもと向き合う時間をおろそかにしてしまいがちですが、このことを知ってから特に②を意識して実践するようになりました。
③はやりすぎて「もういいよ💦」と言われることもあるのですが(笑)、でもまんざらでもないちーたらの様子を見て、毎日抱きしめながら眠りについています。
そうだったのか!意外な発見
この本を読んでいて、これまでの本では得られなかった意外な発見もありました。
◆子どもの脳は否定が苦手
・つい咄嗟に「~しないでね」言ってしまうことがあるのですが、「〜しないで」と言われても〜の方を想像してしまうのだそうです。そのため、やってはいけないことではなく、やってもいいことを伝える必要がある。
◆子どもの質問は必ずしも質問ではない
・これまでちーたらに「なんで?」「これは?」などど聞かれると、毎回ちゃんと答えようとしていたのですが、毎回答えることがよいのかどうかもわからずモヤモヤしていました。
この本には質問はそのことを認識しているということを共有するニュアンスもあると書かれており、それからは毎回答えるのではなく、「○○が気になったんだ?」などと返し方にバリエーションをつけ、色んな角度で話ができるようになりました。
◆ほしいは必ずしもほしいわけではない
・我が家では何をするときも基本ちーたら本人に選んでもらうようにしているのですが、あとで「そっちがよかった」と言われることも多々あり、何でなのかな?と思っていました。
子どもはまだ自分のほしいものがわからず、話に出てきた両方をイメージしており、選択しなかった方もほしがることがあるというのを知っておく必要があるということでした。
このことを知ってからは、選んでいない方も選べる状況を作っておくように心がけています。
(例)ちーたらはこっちを選んだけど、ママたちはあっちも良いと思ったからあっちも選んでおくね、など。
まとめ
いかがでしたでしょうか。これまで3回にわけてママのオススメの子育て本3冊をご紹介しました。
すべてが本の通りいくわけではありませんし、本の通りにいかなくてイライラしてしまったりすると本末転倒だと思うのですが、自分が納得できる本が手元にあると、いざというとき自分の子育てのお守りになってくれるような気がして重宝しています。
またネットには様々な情報が溢れており、あることを調べていたつもりが、気づいたらまったく別のことを調べていた、なんてこともよくあるのではないでしょうか。限られた時間のなかで、効率よく情報収集するためにも本を活用することのメリットがあるのではないかと思います。
次のママの投稿は来週金曜日です!お楽しみに!
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